マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 15:22:30
9,516,563
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ユーロ週間見通し:弱含みか、ECBの緩和方針維持で上値は重くなりそう

2017/4/8 15:06 FISCO
*15:06JST ユーロ週間見通し:弱含みか、ECBの緩和方針維持で上値は重くなりそう ■弱含み、ECBによる早期利上げ観測は一段と後退 先週のユーロ・ドルは弱含み。サンクトペテルブルク(ロシア)の地下鉄爆弾テロや仏大統領選の世論調査でルペン氏支持が上昇したことから、ユーロ売りが優勢になった。欧州中央銀行(ECBのドラギ総裁が現行の金融政策スタンスの見直しに否定的な発言をしたこともユーロ売り材料となった。取引レンジ:1.0581ドル-1.0689ドル。 ■弱含みか、ECBの緩和方針継続を意識 今週のユーロ・ドルは弱含みか。3月開催の欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨やドラギECB総裁の発言などを考慮すると、ECBの金融緩和方針が当面維持されるとみられることから、ユーロ売りが続きそうだ。また、23日に行われるフランス大統領選に向け「ルペン・リスク」が意識されやすく、ユーロ売りにつながる見通し。 予想レンジ:1.0400ドル−1.0700ドル ■弱含み、リスク回避的な円買いが勝る展開 先週のユーロ・円は軟調推移。サンクトペテルブルク(ロシア)の地下鉄爆弾テロや仏大統領選の世論調査でルペン氏支持が上昇したことから、ユーロ売りが優勢になった。欧州中央銀行(ECBのドラギ総裁が現行の金融政策スタンスの見直しに否定的な発言をしたことや米国によるシリア攻撃もユーロ売り・円買い材料となった。取引レンジ:117円32銭-119円05銭。 ■弱含みか、ECBの緩和方針維持で上値は重くなりそう 今週のユーロ・円は弱含みか。欧州中銀(ECB)理事会の議事要旨やドラギ総裁の発言などにより、ECBの緩和的な金融政策が当面維持される見通しとなり、ユーロ売りに振れやすい展開となりそうだ。ユーロ圏の金融当局者の発言は手がかり材料となる。また、米貿易不均衡是正の動きからドル・円相場は円高方向に振れる可能性があり、この影響でユーロは対円で弱含みとなる可能性がある。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・11日:2月鉱工業生産(前月比予想:0.1%、1月:+0.9%) ・11日:4月ZEW調査期待指数(3月:25.6) 予想レンジ:116円00銭-119円00銭 《FA》