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後場に注目すべき3つのポイント~イベント控え出遅れている中小型株を探る動き

2017/3/9 12:17 FISCO
*12:17JST 後場に注目すべき3つのポイント~イベント控え出遅れている中小型株を探る動き 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・イベント控え出遅れている中小型株を探る動き ・ドル円は114円41銭、小じっかり、米3月利上げ観測で ・ビリングシス、三井ハイテ、ダイケンなど11社がストップ高 ■イベント控え出遅れている中小型株を探る動き 日経平均は小幅に反発。29.07円高の19283.10円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えている。注目されていたADP雇用報告では、民間部門雇用者数が29.8万人増と、市場予想の18.5万人増を上回る大きな伸びとなった。これにより週末の雇用統計を待たずに 来週のFOMCでの利上げが確実視される格好。シカゴ日経225先物は大阪比70円高の19320円、円相場は1ドル114円台半ばとやや円安に振れて推移するなか、自律反発の流れをみせている。 セクターではゴム製品、精密機器、海運、非鉄金属、ガラス土石、金属製品、繊維、輸送用機器、電気機器、その他製品がしっかり。半面、鉱業、鉄鋼、電力ガス、石油石炭、不動産、水産農林、陸運が冴えない。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。売買代金上位では任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、オリンパス<7733>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、モブキャスト<3664>、JR九州<9142>が冴えない。 日経平均は5日線と25日線とのレンジ取引をみせている。5日線に上値を抑えられる格好で前引けにかけて上げ幅を縮めており、手掛けづらさが窺える。もっとも、メジャーSQのほか、米雇用統計を控えていることもあり、自律反発ながらも戻りの鈍さは想定内であろう。さすがに25日線を明確に割り込んでくるようだとポジション調整の売りが強まる可能性があるが、米3月利上げが確実視されるなかで米雇用統計への警戒は強くない。SQによる影響を避けるようだと、中小型株へのシフトが強まろう。 マザーズ指数は続伸、JASDAQ平均は20営業日続伸。過熱警戒感はくすぶっているなか、資金の逃げ足の速さには注意したいところ。ただ、新興市場に資金が流入しやすい需給状況にあるため、相対的に出遅れている中小型株を探る動きになりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は114円41銭、小じっかり、米3月利上げ観測で 9日午前の東京外為市場では、ドル・円は小じっかり。米連邦準備制度理事会(FRB)による来週の利上げを織り込む動きとなった。 ドル・円は、来週の米利上げに期待が高まった前日NY市場の流れを受け、アジア市場でもドル買い基調が続いた。日経平均株価の上昇を手がかりにドルは114円32銭から114円59銭まで値を切り上げた。 その後は利益確定売りなどで上昇は一服。ただ、米金利の上昇基調やランチタイムの日経平均先物のプラス圏推移を背景に、ドル買い・円売りに振れやすい地合いに変わりはなく、目先も小じっかりの展開となりそうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは114円32銭から114円59銭、ユーロ・円は120円50銭から120円75銭、ユーロ・ドルは1.0537ドルから1.0548ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は114円41銭、ユーロ・円は120円56銭、ポンド・円は139円16銭、豪ドル・円は86円00銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ビリングシス<3623>、三井ハイテ<6966>、ダイケン<5900>など11社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・2月マネーストックM3:前年比+3.6(予想:+3.6%、1月:+3.5%) ・1月毎月勤労統計・現金給与総額:+0.5%(前年比予想:+0.4%、12月:+0.5%←+0.1%) ・中・2月消費者物価指数:前年比+0.8%(予想:+1.7%、1月:+2.5%) ・中・2月生産者物価指数:前年比+7.8%(予想:+7.7%、1月:+6.9%) ・麻生財務相 「2020年のプライマリー・バランス目標は堅持している」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 9件
3623 東証グロース
1,500
9/27 15:00
-34(-2.22%)
時価総額 9,846百万円
収納代行やクイック入金、スマホ決済サービスPayBなど決済支援事業が主力。学費収納管理システムやキャッシュレス決済端末販売等も。約1100の金融機関、決済機関と提携。既存サービスの安定運用、拡販を継続。 記:2024/05/08
48
9/27 15:00
±0(0%)
時価総額 2,143百万円
オリジナル食器や調理道具、キッチン雑貨の製造・販売等を行う「ゆとりの空間」、yossyの推し馬チャンネルの運営等を行う「NINJIN」などを傘下に収める持株会社。IP投資育成事業の拡大などに取り組む。 記:2024/08/27
5900 東証スタンダード
838
9/27 15:00
+11(1.33%)
時価総額 5,003百万円
建築金物・建材メーカー。建築金物やエクステリア製品、ビル建築資材の製造販売等を行う。自転車ラック、ごみ収集庫等が主力製品。取り扱いアイテム数は約2万点。1924年創業。設備投資で省力化などを推進。 記:2024/05/12
6966 東証プライム
955.9
9/27 15:00
+29.5(3.18%)
時価総額 188,632百万円
リードフレームやプレス用金型、工作機械等を手掛ける。車載用モーターコアで世界トップシェア。超精密加工技術が強み。電機部品事業は好調。電動車向け駆動・発電用モーターコアは需要堅調。24.1期通期は2桁増収。 記:2024/04/16
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(0.92%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7733 東証プライム
2,827
9/27 15:00
+144.5(5.39%)
時価総額 3,635,217百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
7974 東証プライム
8,048
9/27 15:00
+52(0.65%)
時価総額 10,451,857百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9142 東証プライム
4,157
9/27 15:00
+3(0.07%)
時価総額 653,904百万円
九州最大の鉄道会社。運輸サービスが主力。不動産賃貸業やホテル業、小売業、飲食業、建設業など多角化。不動産・ホテルグループは堅調。ホテルは稼働率上昇。流通・外食グループは収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17