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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米税制改正案の提示待ち

2017/2/21 17:20 FISCO
*17:20JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米税制改正案の提示待ち 今日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。トランプ米政権による税制改正案の発表待ちで、積極的なドル買いは手控えられる見通し。また、ギリシャ支援問題など欧州発のリスク要因が引き続きドルの上値を押さえそうだ。 市場の目下の注目材料は、トランプ政権が今月中にも提示するとみられる税制改正案だが、不透明感もある。ある短期筋は「米政権が本当に政策を打ち出すのかわからないので、自信を持ってドルを買いにくい」と述べている。こうしたなか、本日は、連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の討論会参加(22時50分)や、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演(日本時間22日2時)があり、そこでの発言が目先的な手がかりとなる見通し。 ただし、ユーロ・円の下げやすい値動きがドル・円に影響するだろう。20日に開かれたユーロ圏財務相会合ではギリシャに対する金融支援問題が難航。ギリシャが財政緊縮に消極的な姿勢を示しているほか、ユーロ圏の債権国と国際通貨基金(IMF)の支援内容も調整が遅れており、足元ではギリシャ危機再燃への懸念が強まっている。また、フランス大統領選で欧州連合(EU)離脱を掲げる極右政党党首の躍進が嫌気されており、今夕発表の欧州のPMIの内容によっては、ユーロ売りが強まる可能性もあろう。(吉池 威) 【今日の欧米市場の予定】 ・17:30 独・2月製造業PMI速報値(予想:56.0、1月:56.4) ・17:30 独・2月サービス業PMI速報値(予想:53.6、1月:53.4) ・17:30 独・2月総合PMI速報値(予想:54.8、1月:54.8) ・18:00 ユーロ圏・2月製造業PMI速報値(予想:55.0、1月:55.2) ・18:00 ユーロ圏・2月サービス業PMI速報値(予想:53.7、1月:53.7) ・18:00 ユーロ圏・2月総合PMI速報値(予想:54.3、1月:54.4) ・18:30 英・1月公的部門純借入額(銀行部門除く)(予想:-140億ポンド、12 月:+69億ポンド) ・23:45 米・2月製造業PMI速報値(予想:55.3、1月:55.0) ・23:45 米・2月サービス業PMI速報値(予想:55.8、1月:55.6) ・23:45 米・2月総合PMI速報値(1月:55.8) ・22:50 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が討論会参加 ・02:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(経済見通し) ・03:00 米財務省2年債入札(260億ドル) ・05:30 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演 ・EU財務相理事会 《FA》