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後場に注目すべき3つのポイント~イエレン証言控えドル安・円高警戒で利食い優勢に

2017/2/14 12:14 FISCO
*12:14JST 後場に注目すべき3つのポイント~イエレン証言控えドル安・円高警戒で利食い優勢に 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・イエレン証言控えドル安・円高警戒で利食い優勢に ・ドル円は113円67銭、じり高、日銀の緩和継続に期待も ・マイネット、アカツキ、U-NEXTなど7社がストップ高 ■イエレン証言控えドル安・円高警戒で利食い優勢に 日経平均は小幅に反落。31.33円安の19427.82円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えている。13日の米国市場では、NYダウなど主要な指数は総じて最高値を更新。引き続きトランプ政権が数週間のうちに発表を予定している減税策への期待が高まっており、この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の19505円だった。これにサヤ寄せする格好から買いが先行したが、寄付き直後につけた19501.01円を高値に、その後はこう着感の強まるなか、小幅ながらマイナス圏での推移となった。 セクターでは非鉄金属、ゴム製品、パルプ紙、鉄鋼、電力ガス、海運、倉庫運輸、サービスが上昇。半面、精密機器、食料品、その他製品、医薬品、水産農林、情報通信が小安い。売買代金上位ではミネベアミツミ<6479>、三井金<5706>、野村<8604>、楽天<4755>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、Vテク<7717>、任天堂<7974>、ニコン<7731>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>が冴えない。 コア銘柄が総じて軟調となるなど、日経平均の19500円処では利益確定の流れが優勢となっており、日経平均の重しに。イエレンFRB議長は14日に上院銀行委員会で証言するほか、15日には米下院金融サービス委員会で、金融政策に関する半期に一度の証言を行う。市場では年内の利上げ回数を3回とする見方が後退しているほか、3月利上げはないとの見方がコンセンサスになっている。予想通りに利上げ観測が後退するようだと、為替相場のドル安・円高が意識されるなか、利益確定が優勢にもなっているようだ。 物色の流れとしては中小型株優位のなか、好業績やテーマ性のある銘柄に絞られそうである。低位で高値圏にある銘柄等は、資金回転が利きやすく、好需給の中で一段高が意識されやすい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円67銭、じり高、日銀の緩和継続に期待も 14日午前の東京外為市場では、ドル・円はじり高。米金利の上昇基調や日銀の緩和継続期待を背景にドル買い・円安に振れやすい地合いとなった。ドル・円は113円半ばで寄り付いた。その後、安倍晋三首相が今日午前の衆院予算委員会で、日米首脳会談の共同声明に「金融政策が含まれているのは間違いない」と述べたことで、日銀の金融緩和継続を見込んだドル買いが観測された。 その後、米金利の上昇基調を受け、目先もドル買いが続いたようだ。また、ランチタイムの日経平均先物が小幅安ながら下げ幅を縮小しており、目先の株価反転を見込んだドル買い・円売りも観測される。 ここまでのドル・円の取引レンジは113円54銭から113円82銭、ユーロ・円は120円35銭から120円58銭、ユーロ・ドルは1.0593ドルから1.0609ドルで推移した。 12時10分時点のドル・円は113円67銭、ユーロ・円は120円53銭、ポンド・円は142円39銭、豪ドル・円は87円27銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・マイネット<3928>、アカツキ<3932>、U-NEXT<9418>など7社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・中1月消費者物価指数:前年比+2.5%(予想:+2.4%、12月:+2.1%) ・中1月生産者物価指数:前年比+6.9%(予想:+6.5%、12月:+5.5%) ・安倍首相 「日米共同声明に金融政策が含まれているのは間違いない」 ・黒田日銀総裁 「国際的に金利が上がったからと長短金利操作は変えず」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:00  首都圏マンション発売(1月)    13.2% ・13:30  黒田日銀総裁が北東アジア経済発展国際会議で基調講演 <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 14件
3928 東証スタンダード
424
10/9 15:00
-10(-2.3%)
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ゲームのタイトル買取・長期運営を中心に事業展開。運営タイトルに「龍が如く ONLINE」、「モバプロ2レジェンド」など。累計運営タイトル数は80本超。新規事業では「ファンタジースポーツ」の拡大に注力。 記:2024/08/05
3932 東証プライム
2,043
10/9 15:00
-14(-0.68%)
時価総額 28,819百万円
モバイルゲームの開発・運用等を行うゲーム事業が主力。「HykeComic」のコミック事業も。ソニーグループ、コーエーテクモHDと資本業務提携。ゲーム事業では次世代運営ゲームの開発力強化などに取り組む。 記:2024/08/05
4755 東証プライム
920.9
10/9 15:00
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時価総額 1,897,984百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5706 東証プライム
5,061
10/9 15:00
+52(1.04%)
時価総額 290,142百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
6367 東証プライム
19,550
10/9 15:00
-85(-0.43%)
時価総額 5,730,379百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6479 東証プライム
2,910.5
10/9 15:00
-15(-0.51%)
時価総額 1,243,019百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6861 東証プライム
69,080
10/9 15:00
+1,450(2.14%)
時価総額 16,800,809百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,120
10/9 15:00
+1(0.02%)
時価総額 4,159,334百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7717 東証プライム
2,525
10/9 15:00
+9(0.36%)
時価総額 25,396百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
7731 東証プライム
1,703
10/9 15:00
+6(0.35%)
時価総額 644,308百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
7974 東証プライム
7,877
10/9 15:00
-161(-2%)
時価総額 10,229,781百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8604 東証プライム
791
10/9 15:00
-3.7(-0.47%)
時価総額 2,557,748百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
9418 東証プライム
5,270
10/9 15:00
-30(-0.57%)
時価総額 316,669百万円
動画配信サービス等を手掛けるU-NEXT、音楽配信事業等を手掛けるUSENなどを傘下に収める持株会社。店舗向け音楽配信サービス首位。動画配信サービスは国内シェア2位。U-NEXTは課金ユーザー数が順調増。 記:2024/05/16
9984 東証プライム
8,696
10/9 15:00
+115(1.34%)
時価総額 14,982,808百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17