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前場に注目すべき3つのポイント~買い先行も自動車セクターが相場全体の重しか

2017/2/8 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い先行も自動車セクターが相場全体の重しか 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い先行も自動車セクターが相場全体の重しか ■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越しとの観測 ■前場の注目材料:ホンダ、日立子会社とEV部品で提携 ■買い先行も自動車セクターが相場全体の重しか 8日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。フランスの欧州連合(EU)離脱警戒による前日の下げの一因だった欧州市場は概ね落ち着いた動きをみせており、一先ず自律反発が意識されそうである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の18950円となり、これにサヤ寄せする格好から、やや買いが先行しょう。 ただし、決算が本格化する中で積極的には手掛けづらい需給状況である。また、欧米など政治の先行き不透明感から円相場は不安定であり、これも手控え要因につながる。さらに、米商務省が発表した2016年の貿易統計(通関ベース)によると、モノの貿易での対日赤字は689億ドルとなり、相手国別では3年ぶりに中国に次ぐ2位に浮上。トランプ大統領による批判発言等が警戒されるなか、自動車セクターの不安定な値動きが、相場全体への重しになりそうである。 その為、日経平均の19000円処から積極的に上値を買い上がる動きは期待しづらく、こう着感が強まりやすい。物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、値動きの軽い中小型のテーマ株等にシフトしやすいだろう。また、決算についても資金が一極集中しやすく、資金回転が利きづらい需給状況でもある。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越しとの観測 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1330万株、買い1480万株、差し引き150万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 02月01日(水):350万株の買い越し 02月02日(木):840万株の買い越し 02月03日(金):110万株の売り越し 02月06日(月):390万株の売り越し 02月07日(火):110万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(20090.29、+37.87) ・NY原油は続落(52.17、-0.84) ・シカゴ日経225先物(18950、+70) ・円相場、1ドル112円30-35銭 ・欧州市場は全般上昇 ・中国外貨準備高3兆ドル割れ ・米貿易赤字、日本が2位に ・ホンダ<7267>、日立<6501>子会社とEV部品で提携 ・明治<2269>、通期経常利益過去最高へ ・テレ朝<9409>、一転して純利益最高見通し ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月30・31日分) ・08:50 12月経常収支(予想:+1兆1833億円、11月:+1兆4155億円) <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 4件
2269 東証プライム
3,600
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時価総額 1,068,260百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
6501 東証プライム
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総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
7267 東証プライム
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時価総額 8,466,616百万円
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2,043
10/11 15:00
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時価総額 221,725百万円
民放大手のテレビ朝日を中核とする持株会社。朝日新聞社系。持分法適用関連会社に東映、青森朝日放送、岩手朝日テレビなど。サイバーエージェントとの共同事業で「ABEMA」も。インターネット事業等の事業拡大図る。 記:2024/07/04