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今日の為替市場ポイント:日経平均株価の動向が手掛かり材料に
2016/12/19 8:00
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*08:00JST 今日の為替市場ポイント:日経平均株価の動向が手掛かり材料に 16日のドル・円相場は、東京市場では117円96銭から118円40銭で推移。欧米市場でドルは118円43銭から117円47銭まで反落し、117円98銭で取引を終えた。 本日19日のドル・円は、118円前後で推移か。米中関係悪化に対する警戒感はやや低下したが、日経平均株価が伸び悩んだ場合、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。 19-20日に開かれる日銀金融政策決定会合は年内最後の主要イベントになるとの見方が多い。当座預金の政策預金残高への適用金利-0.1%、長期金利の目標水準0%程度などは現状維持と予想されるが、一部の市場関係者は、長期金利を0%程度で安定させるために、長期国債の保有残高の増加ペースに幅を持たせる(現行は年間約80兆円を目途にしているが、80兆円から90兆円程度を目途にすると変更される)のではないか?と考えている。 今回の金融政策決定会合では、日本の長期金利の動向に大きな影響を与えている米長期金利の大幅な上昇や円安について議論されることになりそうだが、現時点で長期金利の目標水準が上方修正されるとの見方は少ないようだ。長期金利の目標水準が0%程度に据え置かれた場合、日米の長期金利差の拡大を想定してドル・円は年初来高値(121円69銭)を試す展開になるとの声が聞かれている。 《SK》
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