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今日の為替市場ポイント:米FOMC前でリスク選好的な円売り抑制も

2016/12/13 8:25 FISCO
*08:25JST 今日の為替市場ポイント:米FOMC前でリスク選好的な円売り抑制も 12日のドル・円相場は、東京市場では115円16銭から115円84銭まで上昇。欧米市場でドルは一時116円12銭まで買われたが、114円85銭まで反落し、115円04銭で取引を終えた。 本日13日のドル・円は、115円前後で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明までは積極的な為替取引を手控える投資家が増えているようだ。日経平均株価は弱含みとなる可能性があるため、リスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される見込み。 13-14日に開かれるFOMCの会合で1年ぶりの利上げが決定されることが確実視されているが、市場関係者の間では、米連邦準備理事会(FRB)は利上げによってさらなるドル高になることを懸念しているのではないか?との憶測が広がっているようだ。 インフレ急進に対する警戒感が高まっている状況なら、FRBはある程度のドル高は問題にしないとの見方があるが、ドル高と利上げによってインフレ率が再び鈍化する可能性があると金融当局が判断した場合、利上げペースを速めることは難しくなるとみられる。 市場関係者の間では、FOMC声明でドル高進行について懸念が示された場合、ドル急落の可能性は排除できないとの声が聞かれている。また、ドル高に対する懸念が表明されない場合でも、利上げペースは年2回にとどまるとの見方が広がった場合、ドルは伸び悩む可能性があるとみられている。 《SK》