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米国株見通し:20000ドル射程内も、買われ過ぎ意識されやすい

2016/12/12 18:45 FISCO
*18:45JST 米国株見通し:20000ドル射程内も、買われ過ぎ意識されやすい S&P500先物 2251.50(-3.25) (18:30現在) ナスダック100先物 4868.00(-25.25) (18:30現在) 18:30時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは5ドル安程度で推移。欧州は小幅ではあるが売り優勢の展開。NY原油相場は15年ぶり協調減産合意を受けて、54ドル台に急伸している。9日の米国市場は、トランプ政権での政策期待が強まるなか、投資家のリスク選好姿勢が強まっており、NYダウは連日で最高値を更新していた。 NYダウは連日の最高値更新で19700ドルを突破。トランプ物色が強まるなか、節目の20000ドルが射程内となった。ただし、先週半ば以降の上昇でボリンジャーバンドの+2σ水準まで上昇しており、そろそろ買われ過ぎが意識されやすい。13-14日に連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されている。FOMCでの利上げは織り込み済みだが、イエレン議長会見で来年の利上げペースが増えるようだと、さすがに米株式市場でも利益確定に向かう可能性はある。 もっとも、FOMCが通過すると年末にかけて大きな不透明要因はなく、長期金利及びインフレ期待の上昇や原油価格の上昇も緩やかなペースで進む限りは、株式相場にとってはプラスの影響が大きい。来年1月に就任するトランプ次期大統領の政策に対する期待感は引き続き根強く、出来高が細る中でも過去最高値を更新していく展開が予想される。 《KK》