マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/30 10:25:20
9,314,393
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、110円台回復でも一時的との見方

2016/11/17 17:31 FISCO
*17:31JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、110円台回復でも一時的との見方 今日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。米国の消費者物価指数の発表や連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言を材料に、110円に到達する可能性はある。しかし、それをきっかけに調整が強まるとの見方もあり、ドルの上昇は長続きしないかもしれない。 ドル・円は前日海外市場で109円76銭まで値を切り上げ、6月1日以来5カ月半ぶりの110円に迫った。今日は、22時半発表の米国の10月消費者物価指数(CPI)や24時のイエレンFRB議長の議会証言(原稿は事前に発表予定)が注目され、12月12-13日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け利上げ観測が後押しされれば「ドル・円は110円を回復するだろう」(外為ストラテジスト)と期待されている。ただ、市場では「110円を回復した後は、利益確定売りが出やすい」(外為ディーラー)との指摘がみられ、110円乗せが短命に終わる可能性もある。 一方、安倍晋三首相とトランプ米次期大統領との会談も大きな注目材料だ。安倍首相は大統領選前、優勢が伝えられていたクリントン元国務長官とだけ会談した経緯があるが、トランプ氏と日米関係の重要性などで一致できれば安心感が広がりやすい。ただし、報道によると会談の詳細は決まっていないもようで、仮にキャンセルとなった場合には期待外れ感から、円の買い戻しに振れる展開も想定しておきたい。 【今日の欧米市場の予定】 ・18:30 英・10月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:+0.5%、9月:0.0%) ・19:00 ユーロ圏・10月消費者物価指数改定値(前年比予想:+0.5%、速報値:+0.4%) ・22:00 イエレン米FRB議長の議会証言テキスト公表 ・22:30 米・10月住宅着工件数(予想:115.6万戸、9月:104.7万戸) ・22:30 米・10月住宅建設許可件数(予想:119.3万戸、9月:122.5万戸) ・22:30 米・10月消費者物価指数(前年比予想:+1.6%、9月:+1.5%) ・22:30 米・11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:7.8、10月:9.7) ・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:25.7万件、前回:25.4万件) ・22:50 ダドリーNY連銀総裁がNY連銀会合で開会あいさつ ・24:00 イエレン米FRB議長が議会証言(両院合同経済委員会、経済見通し) ・02:30 ブレイナード米FRB講演(NY連銀会合) ・安倍首相がトランプ次期米大統領と会談(NY) 《WA》