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欧米為替見通し:ドル・円は小じっかり、110円回復を意識

2016/11/16 17:30 FISCO
*17:30JST 欧米為替見通し:ドル・円は小じっかり、110円回復を意識 今日の欧米外為市場では、ドル・円は小じっかりの展開を予想したい。短期間での急激な上昇で調整が入りやすい地合いに変わりはないが、良好な米国の経済指標や株価、長期金利の上昇を手がかりに、ドル一段高が見込まれる。 前日は、米国の10月小売売上高が前月比+0.8%と、市場予想の+0.6%を上振れた。また、フィッシャー連邦準備制度理事会(FRB)副議長が、「米国債の利回り動向はひどく憂慮すべきものとは受け止めていない」と述べたほか、ボストン連銀のローゼングレン総裁は、次期政権が財政刺激策を拡大する方針なら「金融政策引き締めペース加速もありうる」と発言し、FRBの12月利上げ観測を一層高めた。さらに、軟調だったNY原油先物が45ドル台まで切り返したこともあり、ドル・円を109円台に押し上げたようだ。 市場では「このまま110円台を回復したとしても、(急上昇の)調整が不十分なので、怖くて(ドルを)買う人はいないのではないか」(ある外為ディーラー)との警戒感がみられるが、米次期政権への期待や利上げ観測を背景としたドル買いはなお続きそうだ。今晩は、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の講演。また、米国の経済指標で10月生産者物価指数、10月鉱工業生産指数、11月NAHB住宅市場指数の発表が注目される。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:45 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(ロンドン) ・18:30 英・7-9月ILO失業率(予想:4.9%、6-8月:4.9%) ・20:00 南ア・9月小売売上高(前年比予想:+0.9%、8月:+0.2%) ・21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-1.2%) ・21:45 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演(NYエコノミクスクラブ) ・22:30 米・10月生産者物価指数(前月比予想:+0.3%、9月:+0.3%) ・23:15 米・10月鉱工業生産指数(前月比予想:+0.2%、9月:+0.1%) ・23:15 米・10月設備稼働率(予想:75.5%、9月:75.4%) ・24:00 米・11月NAHB住宅市場指数(予想:63、10月:63) ・06:00 米・9月対米証券投資収支(8月:ネット長期有価証券+483億ドル) 《WA》