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後場に注目すべき3つのポイント~2月戻り高値(17905.37円)に接近

2016/11/16 12:19 FISCO
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~2月戻り高値(17905.37円)に接近 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・2月戻り高値(17905.37円)に接近 ・ドル・円は109円12銭付近、ドル下げ渋り、日本株の堅調地合いで買い継続 ・デンソー、信越化学など11社の目標株価変更 ■2月戻り高値(17905.37円)に接近 日経平均は大幅に反発。213.93円高の17882.08円(出来高概算13億8000万株)で前場の取引を終えている。15日の米国市場ではトランプ銘柄物色が一服する一方で、下落していたハイテク株に買い戻しの動きが強まった。また、原油先物相場の上昇が材料視されるなか、NYダウは7営業日続伸。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の17900円、円相場は1ドル109円台に乗せている。 米株高や円安、原油高が材料視されるなか、日経平均は17800円を回復して始まった。そ の後は2月戻り高値を目前に利食い売りなども出ており、こう着感の強い展開に。しかし、連日でメガバンクが強い動きをみせるなど市場のムードは明るく、前引けにかけては上げ幅を拡大させている。セクターでは銀行が上昇率トップのほか、鉱業、空運、その他製品、保険、倉庫運輸、輸送用機器が堅調。半面、不動産、卸売が小安い。 日経平均は強いリバウンド基調をみせており、2月戻り高値(17905.37円)に接近してい る。また、週足の一目均衡表の雲上限レベルに接近してきており、一段のシグナル好転が意識されている。目先の抵抗線接近で強弱感は対立しやすいところではあるが、上値追いは慎重になったとしても、押し目買い意欲は強そうである。 あす17日には安倍首相とトランプ次期大統領との会談が予定されている。正式な大統領就任前の会談は異例であり、日米同盟に対する米国の関与を再確認するとともに、政策期待が高まりやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は109円12銭付近、ドル下げ渋り、日本株の堅調地合いで買い継続 16日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。日本株の堅調な値動きを背景に買いが続いた。ドル・円は、前日海外市場では強い米10月小売売上高を受け109円33銭まで上昇。朝方の東京市場では上昇は一服し、108円79銭まで値を下げる場面があった。ただ、日経平均株価の堅調地合いを手がかりにドル買い・円売りが再開し、109円付近に戻した。 ランチタイムの日経平均先物は200円超高となっており、米次期政権への期待や12月利上げ観測を背景としたドル買いは目先も続きそうだ。ただ、節目の110円が意識されるなか、109円台では売りが出やすいため上昇ペースは鈍くなる見通し。 ここまでのドル・円の取引レンジは108円79銭から109円21銭、ユーロ・円は116円81銭から117円12銭、ユーロ・ドルは1.0719ドルから1.0750ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は109円12銭、ユーロ・円は117円34銭、ポンド・円は136円11銭、豪ドル・円は82円52銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・デンソー<6902>、信越化学<4063>など11社の目標株価変更 ・トランザクション<7818>がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・黒田日銀総裁 「地銀の今後の収益は楽観できるものではない」 ・麻生財務相 「米金利が上昇するという前提でドルの価値が上がっている」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 3件
4063 東証プライム
5,977
9/30 15:00
-366(-5.77%)
時価総額 12,098,183百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6902 東証プライム
2,125.5
9/30 15:00
-129.5(-5.74%)
時価総額 6,699,108百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7818 東証プライム
2,330
9/30 15:00
+36(1.57%)
時価総額 68,444百万円
エコプロダクツ、ライフスタイルプロダクツが柱のファブレスメーカー。衛生用品のウェルネスプロダクツ等も。オリジナル雑貨に強み。25.8期売上高279億円目標。eコマース強化でEC売上比率は30%以上目指す。 記:2024/05/06