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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は2月高値意識、金融株と自動運転車関連に注目

2016/11/15 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は2月高値意識、金融株と自動運転車関連に注目 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は2月高値意識、金融株と自動運転車関連に注目 ■外資系証券の注文動向:差し引き390万株の買い越し ■前場の注目材料:車の自動走行実用化へ、政府が大規模な実証実験 ■日経平均は2月高値意識、金融株と自動運転車関連に注目 15日の日本株市場は底堅い相場展開が続こう。14日の米国市場はまちまちの展開ながらも、NYダウは連日で最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の17700円、円相場は1ドル108円台半ばで推移している。引き続き米株高と円安が支援材料になろう。 また、トランプ政権への思惑からハイテク株が冴えないものの、金融株が堅調。前日に4-9月決算を発表したメガバンク3行はマイナス金利の影響から、7年ぶりに揃って減益となった。ただ、トランプ政権でのドッド・フランク法(金融規制改革法)の緩和期待等もあり、ADR(米国預託証券)ではいずれも上昇している。金融株の底堅い展開が安心感につながりそうである。 日経平均は前日の上昇においても、4月高値突破での達成感よりも、先高感が強く感じられる相場展開だった。短期的な過熱警戒感は意識されやすいだろうが、2月戻り高値突破を意識したスタンスとなろう。 その他、物色としてはZMPの上場承認を受けて、自動運転車関連に向かいそうである。同社株主であるFVC<8462>、マクニカ富士<3132>、ジャフコ<8595>、コマツ<6301>、ソニー<6758>、DI<4310>などに関心が集まりそうだが、保有株数が想定よりも少ないところなどは、インパクトが限られるとの見方にも。 その他、政府は、乗用車などの自動走行の実用化に向けて、自動車メーカーや研究機関などの参加を募り、来年9月頃から1年半かけて、首都高速道路や東名高速道路、それに、東京の臨海地域の一般道路などで、大規模な実証実験を行う方針を固めましたと報じられている。他の自動運転車関連への波及が意識されそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き390万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1020万株、買い1410万株、差し引き390万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 11月08日(火):200万株の売り越し 11月09日(水):80万株の売り越し 11月10日(木):50万株の買い越し 11月11日(金):100万株の売り越し 11月14日(月):320万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは最高値更新(18868.69、+21.03) ・NY原油は下落(43.32、-0.09) ・今日から「光とレーザーの科学技術フェア」開催 ・車の自動走行実用化へ、政府が大規模な実証実験 ・ZMP<7316>、東証が上場承認、12月19日に上場 ・アース製薬<4985>、固形入浴剤の生産を17年に、16年見込み比1.5倍に増産可能に ・アデランス<8170>、米に初の女性専門店開設へ ・アシックス<7936>、VB投資のファンドを子会社として設立する ・トヨタ<7203>、米集団訴訟は和解に合意 ・テンプHD<2181>、システム投資4年で約200億円を見込む、AI導入などで効率化 ・旭硝子<5201>、カセイソーダ21日出荷分から値上げへ ・東電<9501>、工場電力一斉カット ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪準備銀行の11月理事会議事要旨 ・ブラジル株式市場は「共和制宣言記念日」祝日のため休場 《WA》
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人材サービス大手。テンプスタッフ、ピープルスタッフが経営統合。人材派遣を軸に、人材紹介やBPO、製造・開発受託請負事業等も。配当性向は約50%目安。DX需要旺盛でIT・DXソリューション部門は堅調。 記:2024/06/25
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4310 東証プライム
2,254
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経営コンサルティング会社。大企業向けの産業プロデュースや事業創造支援、M&A支援、ファンド運営を行う。ベンチャー企業への投資も行う。今期3Q累計はビジネスプロデュースが堅調も、ベンチャー投資が足踏み。 記:2024/04/15
4985 東証プライム
5,350
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時価総額 118,117百万円
殺虫剤等の虫ケア用品、口腔衛生用品等の日用品が柱。大塚製薬系。「アースノーマット」や「バスロマン」などロングセラー商品多数。26.12期売上高1700億円目標。海外売上の拡大、グループ再編等に取り組む。 記:2024/05/02
5201 東証プライム
4,685
10/1 15:00
+38(0.82%)
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6301 東証プライム
4,051
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時価総額 3,942,214百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
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+56.5(2.03%)
時価総額 17,692,940百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,596
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7936 東証プライム
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+53(1.77%)
時価総額 2,319,458百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。パフォーマンスランニング部門では高付加価値商品に注力。 記:2024/07/07
8170 東証1部
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独立系ベンチャーキャピタル。京都市に本社。地方創生ファンド、CVCファンドの組成等を行う。アーリーステージ企業に積極投資。投資残高は80億円超。地方創生ファンドは地方公共団体等との連携強化で規模拡大図る。 記:2024/07/29
8595 東証プライム
2,019
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653.2
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+16.3(2.56%)
時価総額 1,049,704百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13