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米国株見通し:急ピッチの上昇に対する利益確定の動きも意識

2016/11/14 19:39 FISCO
*19:39JST 米国株見通し:急ピッチの上昇に対する利益確定の動きも意識 11日の米株式市場は上昇。トランプ物色がやや一巡したほか、原油安が嫌気されたものの、ハイテク株等が買い戻されNYダウは5日続伸となった。ダウ平均は39.78ドル高の18847.66、ナスダックは28.32ポイント高の5237.11。 グローベックスの米株先物は買い優勢の展開となっており、NYダウで100ドル高程度を織り込んで推移している。欧州は全般買いが先行しており、1.0%前後の上昇での推移となっており、株高が継続しそうである。 ただ、ゴールドマンは1兆ドルの公共投資で、米国の鉄鉱石の消費量が年間6%増え、銅は4%増えると試算。一方で鉄鉱石・銅価格は実体以上に買われすぎており、いずれ調整するだろうと、指摘するレポートをリリースしている。ゴールドマンによると、1兆ドルの公共投資で想定される量と比べて既に7倍以上の需要増を織り込んでいるという。 その他、トランプ政権への政策期待による株価上昇が徐々に弱まり、具体的な政策内容、金額、実行時期、閣僚メンバーなどが注目を集めることになろう。大統領選が終了したことで利上げにも話題が移ると考えられる。12月の利上げ開始はほぼ確実になったとみられている。 テクニカル面ではNYダウは5日続伸となり、25日線を上値抵抗としたもち合いレンジを大きく上放れており、最高値を更新した。週末にかけてはトランプ物色にやや一巡感が出てきていたほか、原油相場の先行き不透明感等もあり、いったんは急ピッチの上昇に対する利益確定の動きも意識されてくる。 《KK》