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後場に注目すべき3つのポイント~仕切り直しのスタンスといった流れに

2016/11/10 12:16 FISCO
*12:16JST 後場に注目すべき3つのポイント~仕切り直しのスタンスといった流れに 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・仕切り直しのスタンスといった流れに ・ドル・円は105円32銭付近、ドル弱含み、国内勢のドル売り継続 ・東和薬品、三菱商事など9社の目標株価変更 ■仕切り直しのスタンスといった流れに 日経平均は大幅に反発。927.33円高の17178.87円(出来高概算16億7000万株)で前場の取引を終えた。大幅に反発して始まり、前日の下落分を吸収した。米国市場ではトランプ氏勝利の大勢が判明した昨晩には、先物取引市場で一時NYダウが1000ドル近い下落となるなど、不安感が広がる場面もあったが、朝方にはトランプ氏の経済政策へと投資家の関心も移り、恩恵を受けるとみられる銘柄に買いが広がった。この切り返しをみせるなか、シカゴ先物は大阪比965円高の17215円となり、これにサヤ寄せする格好からのギャップアップをみせている。買い一巡後はこう着感が強まっているが、前場半ばには一時17265.90円まで上げ幅を広げている。 セクターでは33業種全てが上昇しており、保険、銀行、証券、鉄鋼、非鉄金属、機械、鉱業、ガラス土石、その他金融、金属製品が上昇率上位。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1942と97%を占める全面高商状。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>などメガバンク3行や、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>など主力大型株が上位を占めている。 日経平均は前日の急落部分を吸収し、25日線を上回っての推移となっている。昨日は大統領選の開票動向に翻弄されていたが、一気に切り返しをみせたことにより、需給懸念は後退している。反対に決算発表が本格化するなか、個人や機関投資家等はこれまで積極的には手掛けづらかったこともあり、仕切り直しのスタンスといった流れに向かっている。また、トランプ政権に対しては現時点で先行きが見えないところはあるが、今後の政策等を見極めつつ落ち着きを取り戻してくることになりそうだ。雇用創造などの政策を打ち出していることもあり、楽観視は出来ないものの、景気回復への期待感なども次第に高まる展開に期待した物色が意識される。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は105円32銭付近、ドル弱含み、国内勢のドル売り継続 10日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。米大統領選通過で105円台まで買い戻されたが、国内勢の売りに押される展開となった。米大統領選は市場の予想に反して共和党トランプ氏の勝利となったが、政策期待でリスク回避の動きは後退。日経平均株価が前日の下げを取り戻し1000円近く上昇したことで、ドルは一時106円台に迫った。 ただ、105円台は国内勢による売り圧力に押されやすい。米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が講演で「米金融当局は目標達成にきわめて接近している」などと利上げにやや前向きな発言をしたが、ドルを押し上げる材料とはならなかった。 ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調地合いだが、ドルは105円台では売り圧力が強く、アジア市場では上値が重そうだ。ただ、大統領選通過に伴う買戻しが続く見通しで、下値は堅いだろう。 ここまでのドル・円の取引レンジは104円97銭から105円96銭、ユーロ・円は114円97銭から115円69銭、ユーロ・ドルは1.0909ドルから1.0937ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は105円32銭、ユーロ・円は115円20銭、ポンド・円は130円69銭、豪ドル・円は80円69銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・東和薬品<4553>、三菱商事<8058>など9社の目標株価変更 ・川上塗<4616>、スパンクリト<5277>、リンコー<9355>など10社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・ドンキホーテ<7532>、ランチタイムに10月の月次動向を発表 ・金下建設<1897>、ランチタイムに決算と通期業績予想の修正を発表 ・デジタルガレージ<4819>、ランチタイムに決算を発表 ・千代化建<6366>、ランチタイムに決算を発表 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 14件
1897 東証スタンダード
2,775
10/4 12:30
±0(0%)
時価総額 10,564百万円
京都府地盤の建設会社。アスファルト製品の製造・販売なども。宮津港の港湾侵食対策工事などで実績。国道9号他舗装修繕工事などを受注。建設事業は収益堅調。23.12期通期は2桁増益。24.12期は増収計画。 記:2024/04/13
4553 東証プライム
3,160
10/4 15:00
+80(2.6%)
時価総額 162,791百万円
後発薬メーカー大手。開業医向けに強い。直販を主体に卸売経由も。20年に欧州社を買収し、欧米開拓に本腰。国内部門は好調。競合の品質問題による回収受け、後発薬の代替需要増。薬価引き下げや研究開発費が重し。 記:2024/06/10
4616 東証スタンダード
1,579
10/4 14:54
±0(0%)
時価総額 1,579百万円
中堅総合塗料メーカー。1901年創業。兵庫県尼崎市に本社。建設用塗料や防錆用塗料、水性塗料、防火材料等認定塗料等を手掛ける。塗装工事の請負等も。環境配慮型塗料、高機能・高付加価値製品の開発強化等に注力。 記:2024/05/17
4819 東証プライム
3,050
10/4 15:00
+15(0.49%)
時価総額 145,174百万円
決済プラットフォーム等のプラットフォームソリューションが柱。スタートアップ投資等も行う。持分法適用関連会社にカカクコム。りそなHDと資本業務提携。決済事業はアライアンス戦略の奏功などで安定成長続く。 記:2024/06/24
213
10/4 15:00
-5(-2.29%)
時価総額 1,988百万円
壁・床材のスパンクリートを(穴あきPC板)製造・販売。不動産賃貸も。スパンクリートが低調。プレキャスト製品の安値、受注減少も。プレキャスト子会社は債務超過で破産手続き開始申し立て。継続前提に重要事象。 記:2024/07/22
6366 東証スタンダード
307
10/4 15:00
+3(0.99%)
時価総額 79,920百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(-0.6%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
3,682
10/4 15:00
-56(-1.5%)
時価総額 2,335,868百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(-0.28%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8058 東証プライム
3,082
10/4 15:00
+23(0.75%)
時価総額 13,291,070百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
1,480
10/4 15:00
+31.5(2.17%)
時価総額 19,657,353百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9355 東証スタンダード
1,733
10/4 12:30
-18(-1.03%)
時価総額 4,679百万円
川崎汽船系の総合物流企業。1905年創立。港湾運送や国際物流、倉庫保管等を手掛ける。新潟西港地区に私有港湾、新潟東港に大規模倉庫群を保有。ホテル事業は需要回復傾向。運輸部門は新規貨物の積極的な獲得図る。 記:2024/07/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(-1.37%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17