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東京為替:ドル急落、米大統領選でクリントン氏苦戦受け

2016/11/9 12:28 FISCO
*12:28JST 東京為替:ドル急落、米大統領選でクリントン氏苦戦受け 9日午前の東京外為市場では、ドル・円は急落。米大統領選で民主党クリントン候補の苦戦が伝えられ、同氏の勝利を見込んだドル買い・円売りが巻き戻された。現地時間8日に投開票された大統領選は現在開票作業が進められており、共和党トランプ候補の大健闘により重要州で勝利し優勢とみられていたクリントン氏は苦戦。また、議会選でも共和党が多数派を維持する見通しとなっている。 選挙前はクリントン氏優勢が伝えられていたことから、市場では「予想外の大接戦」(ある市場筋)との声が聞かれる。こうした展開を受けリスク回避の動きが広がり、ドルは105円台から一時102円付近まで急落。「短期的には100円台までの下落を想定しており、実際にクリントン氏敗北の場合はもちろん100円割れ」(同)との見方が広がっている。 一方、菅官房長官は定例会見で「市場に過度な動きがあるか注視したい」と述べ、市場の不安を和らげている。結果判明までは時間外取引の米株式先物をにらみながら、神経質な展開が続くだろう。 ここまでのドル・円の取引レンジは102円05銭から105円47銭、ユーロ・円は114円01銭から116円02銭、ユーロ・ドルは1.0990ドルから1.1166ドルで推移した。 【要人発言】 ・菅官房長官 「市場に過度な動きがあるか注視したい」 ・クーレECB専務理事 「銀行融資の規模拡大と質的向上を十分促しており、全般的な影響は当面プラス」 【経済指標】 ・9月経常収支:1兆8210億円(予想:+2兆200億円、8月:+2兆8億円) ・中・10月消費者物価指数:+2.1%(前年比予想:+2.1%、9月:+1.9%) ・中・10月生産者物価指数:+1.2%(前年比予想:+1.0%、9月:+0.1%) 《MK》