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後場に注目すべき3つのポイント~自律反発としては達成感も

2016/11/7 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~自律反発としては達成感も 7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・自律反発としては達成感も ・ドル・円は104円24銭付近、ドル堅調、米FBIのクリントン氏訴追見送りを好感 ・マブチ、三菱商事など18社の目標株価変更 ■自律反発としては達成感も 日経平均は大幅に反発。230.04円高の17135.40円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えた。市場の最大の関心事は大統領選となるなか、ヒラリー氏のメールをめぐる問題で、捜査を再開したFBIは、新たに見つかったメールを調べたものの、訴追を求めないとするこれまでの結論に変わりはないことを明らかにしたと報じられている。市場はトランプ・リスクが後退したとの見方から、先週の下げに対する自律反発を意識の流れが強まった。 17100円を回復して始まった日経平均は、その後17180.17円まで上げ幅を拡大させている。ただし、大統領選の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強く、その後はこう着感の強い相場展開となっている。セクターでは銀行、輸送用機器、証券、海運、ガラス土石、ゴム製品、機械、保険、精密機器、電気機器が上昇。半面、水産農林、食料品、卸売、石油石炭が下落。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が7割を超えている。 トランプ・リスクが後退したとの見方から、先週の大幅下落に対する自律反発の展開となった。一先ず日経平均は先週末の下落部分は吸収し、25日線を回復してきているため、自律反発としては達成感が意識されそうである。ここからは結果を見極める必要があるため、積極的な売買は手控えられることになろう。また、ギャップ・アップから始まったため、寄付き辺りが高値となった銘柄が少なくない。資金回転が利きづらいため、引けにかけてはやや弱含みとなる可能性は意識しておきたいところ。 大統領選後は決算に関心が移るとみられ、好業績銘柄などへの見直しを意識した、押し目拾いのスタンスとなろう。また、今週は決算発表後半のヤマ場を迎え、1400社強の企業決算が予定されている。通期予想の上方修正はもとより、自社株買いのほか、M&Aの動きもみられており、市場はこれを評価する流れとなりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は104円24銭付近、ドル堅調、米FBIのクリントン氏訴追見送りを好感 7日午前の東京外為市場では、ドル・円は堅調。米大統領選を直前に控え民主党クリントン候補の私用メール問題に対する連邦捜査局(FBI)の訴追見送りが好感された。 ドル・円は、FBIによる訴追見送りが伝えられたことで朝方から買いが入り、日経平均株価の上昇を手がかりに一時104円48銭まで値を切り上げた。その後はいったん利益確定売りで103円台まで失速したが、株高継続を見込んだドル買いは続いた。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが継続。目先も株価の上昇が維持されれば、ドルは今日の高値付近まで回復するかもしれない。ただ、米大統領選を前に積極的なドル買い・円売りは手控えられており、目先は105円を目指す展開にはなりにくいだろう。 ここまでのドル・円の取引レンジは103円71銭から104円48銭、ユーロ・円は114円88銭から115円90銭、ユーロ・ドルは1.1061ドルから1.1110ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は104円24銭、ユーロ・円は115円44銭、ポンド・円は129円83銭、豪ドル・円は80円00銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・マブチ<6592>、三菱商事<8058>など18社の目標株価変更 ・イグニス<3689>、T&Gニーズ<4331>、H&F<6163>など7社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・ゼニス羽田<5289>、業績予想の修正を発表 ・大建工業<7905>、業績予想の修正を発表 ・日特塗料<4619>、業績予想の修正を発表 ・浅川財務官 「日銀の新たな枠組みは事実上のテーパリングではない」 「英国のEU離脱や中国経済の減速といったリスクに直面」 ・日銀金融政策決定会合/議事要旨(9月20-21日開催分) 「消費者物価指数の前年比は小幅のマイナスとの認識を共有」 「先行きは、物価の基調は着実に高まり、2%に向けて上昇率を高めていくと一致」 「基調としては緩やかな回復を続けているとの認識を共有」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 8件
3689 マザーズ
2,995
6/29 15:00
+1(0.03%)
時価総額 46,950百万円
恋愛・婚活マッチングサービス「with」のマッチング事業が主力。バーチャルライブプラットフォームの運営等も展開。withは口コミによる新規流入数が増加傾向。21.9期2Qはマッチング事業が2桁増収。 記:2021/06/07
922
10/4 15:00
+23(2.56%)
時価総額 12,040百万円
ハウスウェディングの草分け。国内取り扱い組数トップ。TRUNK(HOTEL)のホテル事業、レストラン事業等も手掛ける。ホテルは外国人宿泊比率が高い。運営受託事業、ホテル事業を成長ドライバーとして注力。 記:2024/05/02
4619 東証スタンダード
1,206
10/4 15:00
+15(1.26%)
時価総額 28,475百万円
自動車用防音材に強みを持つ自動車製品事業が柱。航空機塗料や構造物・建築物用塗料の塗料関連事業等も手掛ける。国内全ての自動車メーカーと取引。塗料関連では土木分野の強化、環境配慮型製品の拡充などを図る。 記:2024/04/29
291
9/25 15:00
+5(1.75%)
時価総額 13,440百万円
ゼニス羽田を中核とする持株会社。コンクリート等製品事業が主力。マンホール、雨水対策システム、落石防護柵等を手掛ける。ホクコンと経営統合、18年9月26日付けで上場廃止予定。19.3期1Qは業績伸び悩む。 記:2018/08/17
6163 JQスタンダード
2,116
1/27 14:37
±0(0%)
時価総額 20,843百万円
プレス機械やFAシステム製品の製造・販売を展開。17.3期2Qはプレス機械・FAシステム製品受注好調。特別支配株主である日立造船(株)による完全子会社化目的の株式売渡請求を承認し1月30日付上場廃止。 記:2017/02/28
6592 東証プライム
2,266.5
10/4 15:00
+13.5(0.6%)
時価総額 301,039百万円
小型直流モーター等を手掛ける自動車電装機器メーカー。ドアミラー用、ドアロック用で世界トップシェア。コスト競争力などが強み。海外売上高比率が高い。アシスト自転車用など移動体用モーターの拡販等に取り組む。 記:2024/05/02
7905 東証プライム
2,994
12/20 15:00
±0(0%)
時価総額 81,078百万円
大手建設資材メーカー。住宅や公共、商業施設向けの建材に加え、特殊合板や木質繊維板等の素材も提供する。オフィスや公共施設等の施工も行う。今上期は価格改定が寄与、内装工事が堅調も、PWT社の連結除外が響いた。 記:2023/11/10
8058 東証プライム
3,082
10/4 15:00
+23(0.75%)
時価総額 13,291,070百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07