マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,512.00
+431.63
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 18:23:09
9,070,595
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」:30年前に経験した株式名義書換のアルバイト

2016/11/1 9:07 FISCO
*09:07JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」:30年前に経験した株式名義書換のアルバイト 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年11月01日9時に執筆 本日より名実ともに11月相場入りした東京市場である。10月相場は思いのほか強かったと言えるだろう。立会い日数20日の成績は14勝6敗と優秀だし、日経平均の値幅にして約1000円の上昇となっていた。 預金商品の利回りが限りなく0%に近づく世の中となって久しい。株をはじめて買った当時(約30年前)は、現在のようにせわしない売買することもなく配当金をもらうのが投資目的のひとつであった。 当時、その配当権利を得るためには名義書換という作業が必要であった。証券会社に事務手数料を払って手続きをするのだが、その期間の約2週間程度は株券を名義書換の代行会社に送るためにその株の売買は出来なくなった。だから配当を欲しいがために売買できない期間を受け入れるか否かのリスク判断を迫られることが往々にしてあったことを思い出す。 今考えると、それだけリスクを多くの個人投資家が当たり前のように受け入れていたのだと感慨深くなる。世の中も株式市場も現在のように「0コンマ何秒」のやり取りと違って、のんびり時間が流れていたように思う。 学生のとき(たしか大阪証券代行だったか)、その名義書換のアルバイトをしたことがある。当時から株の売買をしていた私は社会勉強と興味もあって2週間くらいその仕事した。大学生には比較的人気のアルバイトで名義書換シ−ズンになると大学生を大量募集していた時代だ。 実際の株券の裏面には10名義分程度の株主名を記入する欄があって、機関投資家(法人)名義はゴム印が用意されていて、個人名はペン書きで記入した。まさに人海戦術だった。株券の多きさにもいろいろあって、同じ新日鉄でも発行した時期が古いものはB5からA4版の間くらいの縦長の株券があったのを覚えている。 いまでこそ取引の大半がネット証券となり、証券会社にすらまったく行かなくなってしまった。パソコン上の株価と残高だけのつながりも少し寂しいものを感じるこのごろである。 個別株ではここから年末にかけて、低位の仕手系材料株に妙味を感じている。ロシア関連株と市場で囁かれる川上塗料<4616>、ZMP社の上場思惑から関連株の出来高が増えつつある中からJVCケンウッド<6632>などに注目している。 執筆者名:兜町放浪記 ブログ名:兜町放浪記 《MT》
関連銘柄 2件
4616 東証スタンダード
1,610
10/10 0:00
±0(0%)
時価総額 1,610百万円
中堅総合塗料メーカー。1901年創業。兵庫県尼崎市に本社。建設用塗料や防錆用塗料、水性塗料、防火材料等認定塗料等を手掛ける。塗装工事の請負等も。環境配慮型塗料、高機能・高付加価値製品の開発強化等に注力。 記:2024/05/17
6632 東証プライム
1,290
10/10 15:00
-14(-1.07%)
時価総額 211,560百万円
カーナビ等の車載機器、無線システム、音響機器等を手掛ける電機メーカー。日本ビクターとケンウッドの経営統合により誕生。中計では26.3期売上高3700億円以上目標。ゲーム・アニメ事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/04