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後場に注目すべき3つのポイント~値の重さよりも底堅さが意識されやすい

2016/10/18 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~値の重さよりも底堅さが意識されやすい 18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・値の重さよりも底堅さが意識されやすい ・ドル・円は103円85銭付近、ドルはもみあい、方向感の乏しい展開 ・大東建託、サイゼリヤの目標株価変更 ■値の重さよりも底堅さが意識されやすい 日経平均は小幅に続伸。23.88円高の16924.00円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。米株安のほか、円相場がやや円高に振れていること、原油相場が続落で節目の50ドルを下回っていることも利食いに向かわせる要因となり、日経平均は反落で始まった。その後16844.17円まで下げ幅を拡大させる局面もみられたが、5日線処での底堅さが意識されるなか、上昇に転じている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがマイナス。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>が堅調。半面、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>が重しになっている。セクターでは不動産、水産農林、パルプ紙、建設がしっかり。半面、鉱業、ゴム製品、倉庫運輸、保険、陸運、海運が冴えない。 日経平均は底堅い値動きをみせている。足元のボックスレンジ内であり、ソフトバンクグのほかメガバンク3行や自動車株が弱含みとなり、方向感は掴みづらいものの中小型株がしっかり。指数インパクトの大きいファーストリテが下支えにもなっており、売り込みづらい状況であろう。 また、円相場も1ドル103円80銭辺りでの横ばい推移と落ち着いており、後場もこう着とはいえ、上値の重さよりも底堅さが意識されやすい。物色の流れとしては決算など個別の材料のほか、AIやインバウンドなどのテーマ株での循環物色になりそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は103円85銭付近、ドルはもみあい、方向感の乏しい展開 18日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。日経平均株価の切り返しで目先の株安への警戒は後退しているが、材料難で積極的なドル買いは手控えられているようだ。 ドル・円は、前日海外市場で103円台に押し下げられた流れを受け、朝方は日経平均の下落を手がかりに一時103円68銭まで下げた。その後は日経平均の切り返しで104円を目指す展開となっている。 ただ、足元では5日移動平均線(103円95銭)付近がレジスタンスラインとして意識されているもよう。日経平均はプラス圏を維持しているが伸び悩んでおり、ドル・円は方向感の乏しい値動きとなっている。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏推移のため株安への警戒感は低下しているものの、ドル買い材料が乏しく、積極的な買いは手控えられている。この水準を上抜けるには材料が不足しているようだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは103円68銭から103円93銭、ユーロ・円は114円18銭から114円46銭、ユーロ・ドルは1.0996ドルから1.1026ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は103円85銭、ユーロ・円は114円43銭、ポンド・円は127円00銭、豪ドル・円は79円61銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・大東建託<1878>、サイゼリヤ<7581>の目標株価変更 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、2位は日東電<6988>、2銘柄で日経平均を約29円押し上げ ・日本M&Aセンター<2127>やストライク<6196>などM&A関連の銘柄に物色 ・ランシステム<3326>、、フライトHD<3753>、メタップス<6172>など7社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・麻生財務相 「急激なアップダウンは最も避けなければならない」 「為替市場での過度な変動や無秩序な動きは悪影響」 ・豪準備銀(10月4日開催分議事要旨) 「豪ドル高は経済の均衡を複雑化する可能性がある」 「金利据え置きはインフレや成長目標と一致」 「住宅市場と労働市場にかなりの不確実性がある」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 11件
1878 東証プライム
16,810
11/28 15:30
-95(-0.56%)
時価総額 1,158,528百万円
建物賃貸国内最大手。賃貸住宅管理戸数、賃貸仲介件数などで業界トップ。一括借上の賃貸経営受託システムが強み。投資マンションの販売等も。中計では27.3期売上高2兆円目標。不動産開発事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09
635.7
11/28 15:30
+3.3(0.52%)
時価総額 214,190百万円
M&A仲介国内最大手の日本M&Aセンターを中核とする持株会社。M&A仲介のほか、PMI支援、上場支援、MBO支援等も手掛ける。M&A成約支援実績は7000件以上。ミッドキャップ企業向け受託体制を強化。 記:2024/08/22
3326 東証スタンダード
342
11/28 15:30
-2(-0.58%)
時価総額 1,498百万円
複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」を直営・FCで全国展開。グループ店舗数は80店舗超。省人化システム等のシステム事業、不動産事業も展開。複合カフェは店舗改装等により、顧客満足度の向上を図る。 記:2024/10/05
3753 東証スタンダード
169
11/28 15:30
-9(-5.06%)
時価総額 1,634百万円
基幹システム開発・保守等を手掛けるSIソリューション事業、電子決済ソリューションや公的個人認証サービスなどの開発・販売を行う決済ソリューション事業が柱。無人自動精算機向け決済端末などの拡販に注力。 記:2024/08/29
6172 東証グロース
886
6/28 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 12,165百万円
EC業者向け決済代行やネット広告運用が柱。22.12期は不正アクセス対応費用が利益の重石に。23.12期は営業黒字復帰を計画。今年2月にMBOを表明。TOB価格は1株889円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/03/07
6196 東証プライム
3,815
11/28 15:30
-10(-0.26%)
時価総額 73,836百万円
独立系M&A仲介会社。小型・中型案件に特化。M&Aプラットフォーム「SMART」やM&A情報発信サイト「M&A Online」の運営等も。金融機関との提携等でM&A支援体制を強化。積極的な人材採用進める。 記:2024/07/02
6988 東証プライム
2,395
11/28 15:30
±0(0%)
時価総額 1,692,693百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7581 東証プライム
5,210
11/28 15:30
+60(1.17%)
時価総額 272,337百万円
イタリアンカジュアルレストラン「サイゼリヤ」をチェーン展開。中国中心に海外でも事業展開。価格競争力などが強み。店舗数は1500店舗超。メニュー再構築や主力商品の改善、食材の供給体制再構築などに取り組む。 記:2024/08/06
9433 東証プライム
4,981
11/28 15:30
+66(1.34%)
時価総額 10,917,585百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
51,100
11/28 15:30
-90(-0.18%)
時価総額 16,261,093百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,048
11/28 15:30
+67(0.75%)
時価総額 13,300,515百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17