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前場に注目すべき3つのポイント~やや正常な需給相場が先高期待につながる可能性

2016/8/31 8:22 FISCO
*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~やや正常な需給相場が先高期待につながる可能性 31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:やや正常な需給相場が先高期待につながる可能性 ■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の買い越し ■前場の注目材料:デファクトスタンダードがマザーズに新規上場 ■やや正常な需給相場が先高期待につながる可能性 31日の日本株市場は抵抗レベル突破を試す展開になろう。30日のNY市場はフィッシャーFRB副議長が複数回の利上げを示唆する発言を受けて利益確定の流れが強まった。NYダウ、ナスダックともに下落となったが、銀行など金融セクターへの物色はみられており、市場は利上げを織り込む中でプラス面を評価してきている点は評価される。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の16860円。円相場は利上げ観測を背景にドル高シナリオが復活しており、一時1ドル103円台と円安に振れて推移している。日経平均は価格帯別出来高で商いが膨れている16600-16800円のレンジ内での攻防が続いているが、このレンジを突破してくる可能性もありそうだ。 市場は週末の雇用統計を見極めたいなか、前哨戦となるADP雇用統計の発表を今晩に控えており、基本的には動きづらい需給状況であろう。ただ、このところの物色をみると、指数インパクトの強い値がさ株等で押し上げる流れではなく、自動車、ハイテク、金融といった出遅れセクターへの買戻しと見られる流れが日経平均を押し上げている。 日銀のETF買入れによる思惑もあろうが、出遅れ修正といったやや正常な需給相場が先高期待につながる可能性はありそうだ。強弱感が対立しやすい水準ではあろうが、突破を意識したスタンスとなろう。その他、テーマ株では自動運転や有機EL、フィンテック、IoTなどの循環物色を想定。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り240万株、買い450万株、差し引き210万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 8月24日(水):210万株の買い越し 8月25日(木):610万株の売り越し 8月26日(金):640万株の売り越し 8月29日(月):650万株の買い越し 8月30日(火):270万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18454.30、-48.69) ・NY原油は下落(46.35、-0.63) ・米利上げ観測でドル高シナリオ復活 ・ZMPフォーラム ・EU、アップルに1.5兆円追徴 ・米グーグル、三菱UFJ<8306>と提携しスマホ決済 ・三菱自<7211>8車種「再測定でも不正」 ・SBI、フィンテック研究所開設 ・三菱重工<7011>、造船3社と提携へ ・デファクトスタンダード<3545>が東証マザーズに新規上場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7月鉱工業生産指数速報値(前月比予想:+0.8%、6月:+2.3%) <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 4件
385
1/8 15:00
-10(-2.53%)
時価総額 3,519百万円
インターネット専業でリユース事業を手掛ける。ブランディア中心に仕入れ、自社オークションサイトやヤフオク等で販売。19.9期3Qはその他事業が増益。高価格帯のブランド品、貴金属の卸販売等の増加が寄与。 記:2019/10/24
7011 東証プライム
2,210
10/2 15:00
-73.5(-3.22%)
時価総額 7,455,762百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7211 東証プライム
403.2
10/2 15:00
+9.2(2.34%)
時価総額 600,882百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
1,450
10/2 15:00
-29.5(-1.99%)
時価総額 19,258,893百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29