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後場に注目すべき3つのポイント~出遅れているセクターや銘柄等への見直しが強まる

2016/8/30 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~出遅れているセクターや銘柄等への見直しが強まる 30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・出遅れているセクターや銘柄等への見直しが強まる ・ドル・円は102円12銭付近、材料難で上値は重い ・川崎汽船、東ソーなど3社の目標株価変更 ■出遅れているセクターや銘柄等への見直しが強まる 日経平均は小幅に続伸。5.83円高の16743.32円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えている。円安一服のなか、前日の大幅上昇に対する利益確定の流れが先行し、寄付き直後には一時16677.85円まで下げ幅を広げる場面もみられた。しかし、下落局面では日銀のETF買入れへの思惑も高まりやすく、下値の堅さが意識されている。 その後、じりじりと下げ幅を縮めるなか、円相場が再び1ドル102円台と円安に振れたことからプラス圏を回復している。規模別指数では大型株指数のみが上昇しているほか、東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。セクターでは非鉄金属、銀行、石油石炭、輸送用機器、金属、鉄鋼、鉱業、海運が堅調。半面、情報通信、陸運、その他製品、小売が冴えない。 日経平均はプラス圏を回復している。大型株主導ではあるが、これまでのファナック<6954>、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>などがけん引している訳ではなく、信越化<4063>、トヨタ自<7203>、エーザイ<4523>、アルプス電<6770>、ホンダ<7267>など、ハイテク、自動車、薬品株が日経平均をけん引しており、買戻しの流れが強まっているようである。 日銀のETF買入れは期待できないが、物色の流れが変わるなか、相対的に出遅れているセクターや銘柄等への見直しが強まる可能性がありそうだ。日経平均はこう着となろうが、出遅れ修正が強まることによって投資家のセンチメントも明るくなろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は102円12銭付近、材料難で上値は重い 30日午前の東京外為市場では、ドル・円は日本株の切り返しを受け102円台を回復したが、手がかりが乏しいため上値の重い展開となった。ドル・円は101円90銭台で寄り付いた後、日経平均の安寄りを受け101円76銭まで下落。その後日経平均がプラス圏に反転したことでドルは102円24銭まで値を切り上げた。 ランチタイムの日経平均先物は底堅い展開となっている。日経平均が後場もプラス圏を維持できれば、ドルはアジア市場で102円台から大幅に下げる展開とはなりにくいだろう。 なお、朝方発表された7月完全失業率と同有効求人倍率は想定の範囲内、7月全世帯家計調査・支出は予想を上回ったが、ドル・円相場への影響は限定的だった。 ここまでドル・円は101円76銭から102円24銭、ユーロ・円は113円86銭から114円20銭、ユーロ・ドルは1.1168ドルから1.1192ドルで推移した。 12時31分時点のドル・円は102円12銭、ユーロ・円は114円09銭、ポンド・円は133円66銭、豪ドル・円は77円31銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・川崎汽船<9107>、東ソー<4042>など3社の目標株価変更 ・南ア中銀副総裁 「財務相の警察への出頭などに伴う市場の短期的な混乱には対応しない」 ・安川情報<2354>、カルナバイオ<4572>、北川精機<6327>などがストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 14件
2354 東証スタンダード
732
10/3 15:00
+2(0.27%)
時価総額 13,276百万円
ERPソリューションなどビジネスソリューション事業が主力。物流DXなどIoTソリューション事業も手掛ける。物流DX分野では新ソリューションをリリース。畜産DX分野は新サービスのリリース等で受注拡大図る。 記:2024/04/29
4042 東証プライム
1,914
10/3 15:00
-13(-0.67%)
時価総額 622,205百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4063 東証プライム
6,046
10/3 15:00
+96(1.61%)
時価総額 12,237,848百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4523 東証プライム
5,546
10/3 15:00
+69(1.26%)
時価総額 1,644,761百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4572 東証グロース
369
10/3 15:00
-2(-0.54%)
時価総額 6,031百万円
キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
6327 東証スタンダード
662
10/3 15:00
-11(-1.63%)
時価総額 5,064百万円
産業機械メーカー。プリント基板材料の銅張積層板成形用真空多段プレス装置で世界トップシェア。重量物用収納棚などのFAシステム、炭素繊維強化プラスチック関連装置等も。自動車部品成形用プレス装置などは売上順調。 記:2024/06/18
6770 東証プライム
1,568
10/3 15:00
+19(1.23%)
時価総額 343,833百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6954 東証プライム
4,157
10/3 15:00
+40(0.97%)
時価総額 4,196,687百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,601.5
10/3 15:00
+32(1.25%)
時価総額 42,443,439百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,564.5
10/3 15:00
+22.5(1.46%)
時価総額 8,501,939百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9107 東証プライム
2,290
10/3 15:00
+80.5(3.64%)
時価総額 1,636,727百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9433 東証プライム
4,650
10/3 15:00
+41(0.89%)
時価総額 10,714,437百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
48,490
10/3 15:00
+1,710(3.66%)
時価総額 15,430,536百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,680
10/3 15:00
+204(2.41%)
時価総額 14,955,241百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17