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今日の為替市場ポイント:米早期利上げへの期待でドルは下げ渋る見込み

2016/8/24 8:21 FISCO
*08:21JST 今日の為替市場ポイント:米早期利上げへの期待でドルは下げ渋る見込み 23日のドル・円相場は、東京市場では100円39銭から99円94銭まで下落。欧米市場でドルは100円29銭まで反発し、100円24銭で取引を終えた。 本日24日のドル・円は、主に100円台で推移か。米早期利上げに対する期待は残されており、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドルは100円近辺で下げ渋る見込み。 23日の欧米市場では、7月の米新築住宅販売件数の増加や、7月公定歩合議事録内容を意識したドル買いが観測された。ドルは23日の東京市場で一時99円94銭まで売られたが、100円以下には個人投資家や顧客筋のドル買い興味が残されており、ドルは下げ止まった。 23日公表された7月公定歩合議事録には、「地区連銀理事は総じて経済活動が緩やかなペースで拡大し続けたことを示唆」、「複数の理事は住宅セクターの改善や個人消費水準の安定ないし増加に言及した」との記述が含まれていた。ボストン、クリーブランド、カンザスシティー、リッチモンド、サンフランシスコ、セントルイス、ダラス、フィラデルフィアの連銀理事は公定歩合の引き上げを支持していたが、ニューヨーク、ミネアポリス、シカゴ、アトランタ地区の理事は公定歩合据え置きを支持していた。 7月時点で公定歩合の引き上げを支持した理事が増えていることから、市場関係者の間では、政策金利の引き上げ時期は近いとの見方が再浮上している。このため、26日までに発表される米主要経済指標が予想以上に強い内容だった場合、早期利上げを意識したドル買いが大きく広がる可能性がある。 《WA》