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欧米為替見通し:ドル売り基調は継続か、米指標が目先の材料に

2016/8/23 17:24 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル売り基調は継続か、米指標が目先の材料に 今日の欧米市場では、ドル・円は下げ渋る展開となりそうだ。市場の関心は週後半に予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)の講演に向けられており、基本的に動きづらい状況にあるからだ。ただ、特に米国の主要経済指標の発表で悪化が示された場合はドル売りが強まりやすい状況にあり、下値警戒が必要になる。 今月5日に発表された7月雇用統計は予想を大きく上回ったものの、その後のインフレ関連指標などが低調な内容となったため、米FRBの年内利上げ観測は大きく後退し、前週はドル売り基調が強まった。今週はドル売りがやや一服となっているが、ドルが売られやすい地合いに変わりはない。7月26-27日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)では雇用の伸びなどに関してメンバー間の意見が分かれており、今後の利上げに向けた姿勢を探る上で、今月25-27日開催のジャクソン・ホール会議でのイエレン議長による講演(26日)が注目されている。 重要イベントを控え積極的に動きづらいものの、今晩の欧米市場では米国の8月製造業PMI速報値(22時45分)や7月新築住宅販売件数、8月リッチモンド連銀製造業指数(23時)などの指標や株価動向が材料になる。指標が予想を大きく下振れるとドルが強まりやすく、16日安値の99円54銭を下抜けると下げに弾みがつく可能性があるため、下値への警戒が必要になる。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 ユーロ圏・8月製造業PMI速報値(予想:52.0、7月:52.0) ・17:00 ユーロ圏・8月サービス業PMI速報値(予想:52.8、7月:52.9) ・17:00 ユーロ圏・8月総合PMI速報値(予想:53.1、7月:53.2) ・20:00 トルコ中銀が政策金利発表(7.50%に据え置き予想) ・22:45 米・8月製造業PMI速報値(予想:52.6、7月:52.9) ・23:00 米・7月新築住宅販売件数(予想:58.0万戸、6月:59.2万戸) ・23:00 米・8月リッチモンド連銀製造業指数(予想:6、7月:10) ・02:00 米財務省2年債入札(260億ドル) 《WA》