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前場に注目すべき3つのポイント~FinTech、ポケモノミクスや電線地中化関連などへ

2016/8/23 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~FinTech、ポケモノミクスや電線地中化関連などへ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:全般こう着のなか、FinTech、ポケモノミクスや電線地中化関連などへ ■外資系証券の注文動向:差し引き50万株の売り越し ■前場の注目材料:ソニーと東京電力、IoTで提携 ■全般こう着のなか、FinTech、ポケモノミクスや電線地中化関連などへ 23日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。22日の米国市場はまちまちの展開だった。早期利上げ観測が高まったほか、原油相場の下げが嫌気される一方で、ジャクソンホールでの金融・経済シンポジウムを週後半に控えており、イエレン議長の講演内容を見極めたいとの思惑から、売り買いが交錯している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の16545円。円相場は1ドル100円35銭辺りで推移している。 日経平均は5日、25日線レベルでの攻防が続きそうである。昨日の日経平均はこう着ながらも、東証1部の値上がり数が7割を占め、底堅さが意識される展開だった。想定されていた値動きではあるが、このままこう着が続くようだと、一目均衡表などでシグナルが悪化するため、25日線レベルからの上昇をみせたいところであろう。 また、日銀のETF買い入れを見極めたいところでもある。まずは、マイナス圏での日銀のETF買い入れを見極めたいところだが、小幅ながらも上昇が続き、日柄的に上昇局面においても日銀のETF買い入れが入ってくるか注目される。先週の調整局面において日銀のETF買い入れが入らず、経験則が覆された形だったこともあり、まずは見極めたいところである。 物色としては個人主体による材料株物色となろう。昨日はフィンテック関連が動意をみせていたが、日本銀行FinTechセンターではきょう、「第1回FinTechフォーラム」が開催される。日銀の黒田総裁によるあいさつから始まり、様々なプレゼンが行われる。関連銘柄への物色が強まりそうである。 その他、任天堂<7974>は、米子会社が保有する米大リーグ球団シアトルマリナーズを運営する会社の持ち分の一部を売却することが正式に決まったと発表。新型ゲーム機「NX」の開発に集中する。また、「ポケモンGO」の高い継続率等も伝えられるなか、ポケモノミクス関連への物色も続こう。さらに、台風9号が11年ぶりに関東に上陸し、大きな被害をもたらしたが、東京五輪を4年後に控え、電線地中化等への思惑等も高まりやすい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き50万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1080万株、買い1030万株、差し引き50万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 8月16日(火):120万株の買い越し 8月17日(水):300万株の売り越し 8月18日(木):60万株の買い越し 8月19日(金):430万株の売り越し 8月22日(月):390万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18529.42、-23.15)・NY原油は下落(47.05、-1.47) ・ソニー<6758>と東京電力<9501>、IoTで提携 ・「ポケモンGO」、高い継続率 ・フィンテック関連など物色意欲旺盛 ・7月の粗鋼生産量、前年同月比0.5%増 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 3件
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(-0.47%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(-0.28%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
687.6
10/4 15:00
+19.4(2.9%)
時価総額 1,104,986百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13