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5日の米国市場ダイジェスト:ダウは191ドル高、雇用統計を好感

2016/8/6 8:19 FISCO
*08:19JST 5日の米国市場ダイジェスト:ダウは191ドル高、雇用統計を好感 ■NY株式:ダウは191ドル高、雇用統計を好感 NYダウ       ナスダック 終値 :18543.53  終値 :5221.12 前日比:+191.48    前日比:+54.87 始値 :18402.80  始値 :5190.71 高値 :18543.53  高値 :5227.23 安値 :18402.80  安値 :5186.25 5日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は191.48ドル高の18543.53、ナスダックは54.87ポイント高の5221.12で取引を終了した。7月雇用統計で、非農業部門雇用者数が25.5万人増と先月に引き続き予想を大幅に上回る内容となったことが好感され、買いが先行。良好な雇用情勢を受けて追加利上げ観測が拡大したものの、株価への影響は限定的となり、終日堅調推移となった。S&P500指数とナスダック総合指数は、史上最高値を更新した。セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で公益事業や家庭用品・パーソナル用品が下落した。 バイオ医薬品のブリストル・マイヤーズ(BMY)は癌免疫治療薬「オプジーボ」の単剤療法の臨床試験が失敗したことが報じられ、大幅下落。一方で、競合薬を手掛けるメルク(MRK)は上昇。食品のクラフト・ハインツ(KHC)は決算内容が予想を上振れ、堅調推移。革製品のコーチ(COH)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。 本日の雇用統計を受け、FF金利の先物取引から算出される利上げ確率は9月まで28%、11月まで28%、12月まで48%、16年2月まで48%(5日時点)と年内利上げの可能性が高まった。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:7月雇用統計が予想上振れで米年内利上げ観測強まる、ドル急伸102.06円 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円03銭から102円06銭まで上昇し、101円83銭で引けた。米7月雇用統計が予想を大幅に上回るポジティブサプライズとなったため年内の利上げ観測が強まりドル買いに拍車がかかった。 ユーロ・ドルは、1.1161ドルから1.1046ドルへ下落し1.1088ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測に伴うユーロ売り、ドル買いが再燃。ユーロ・円は、112円32銭から112円98銭へ上昇。株高に連れたリスク選好の円売りが優勢となった。 ポンド・ドルは、1.3169ドルから1.3022ドルへ下落した。英米金利差の拡大観測にポンド売り、ドル買いが加速。ドル・スイスは、0.9727フランから0.9831フランへ上昇した。 ■NY原油:反落で41.80ドル、米雇用統計を受けてドル強含む NY原油は反落(NYMEX原油9月限終値:41.80↓0.13)。7月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比+25.5万人と市場予想を大幅に上回る内容となったことから、早期の金利引き上げ期待が高まり、為替市場ではドルが主要通貨に対して強含む格好となった。 日足チャートでは、200日移動平均線レベルでの攻防を迎えている。心理的な節目である40ドルを一時割り込んだが、足元やや反発。しばらくはポジション調整が進む可能性も。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC)  15.05ドル +0.57ドル(+3.94%) モルガン・スタンレー(MS) 29.01ドル +0.73ドル(+2.58%) ゴールドマン・サックス(GS)162.09ドル +4.04ドル(+2.56%) インテル(INTC)      34.98ドル +0.40ドル(+1.16%) アップル(AAPL)      107.48ドル +1.61ドル(+1.52%) アルファベット(GOOG)   806.93ドル +9.68ドル(+1.21%) フェイスブック(FB)    125.15ドル +0.79ドル(+0.64%) キャタピラー(CAT)     82.56ドル +0.79ドル(+0.97%) アルコア(AA)       10.50ドル +0.10ドル(+0.96%) ウォルマート(WMT)     73.76ドル +0.46ドル(+0.63%) スプリント(S)       6.17ドル -0.05ドル(-0.80%) 《NO》