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後場に注目すべき3つのポイント~16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も

2016/8/4 12:27 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も ・ドル・円は101円11銭付近、ドル弱含み、日本株の軟調地合い継続 ・三菱商事、スズキなど6社の目標株価変更 ■16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も 日経平均は続落。62.96円安の16020.15円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場は、原油相場の上昇やADP雇用報告が予想を上回ったことが好感され、NYダウは8日ぶりに反発。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高だった。原油相場が時間外で強い動きをみせていたほか、円相場も一先ず落ち着きをみせるなか、シカゴ先物を上回ってのスタート。これにより、寄付き直後には16200円を回復する場面もみられている。 しかし、週末の米雇用統計など重要指標を控えていることもあって、その後はこう着感の強い相場展開に。前場半ば辺りからは急速に上げ幅を縮めると、一時15921.04円と節目16000円を割り込む場面もみられている。セクターでは食料品が下落率トップだったほか、石油石炭、情報通信、小売、精密機器、不動産、パルプ紙、陸運などが冴えない。一方で海運、証券、非鉄金属、鉄鋼がしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。 日経平均は25日線や一目均衡表の雲上限に上値を抑えられる格好となっている。上値の重さが意識されるなか、下げに転じている。ただし、このとこる大阪225先物はナイトセッションで節目の16000円を下回る場面がみられていたこともあり、16000円割れは想定の範囲内であろう。押し目拾いのスタンスを取りたいところである。 後場は日銀のETF買入れが行われる可能性がある。大きなインパクトは期待しづらいだろうが、16000円処での底堅さが意識されてくるようだと、短期筋のショートカバーを誘い込む可能性なども意識されてくる。物色対象としては指数インパクトの大きい値がさの一角に値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 その他、ARゲーム「ポケモンGO」がリオデジャネイロ五輪の開幕を5日に控えたブラジルで配信が始まったと報じられている。リオ五輪関連としても、ポケモノミクスを物色する流れに向かいそうである。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は101円11銭付近、ドル弱含み、日本株の軟調地合い継続 4日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開となった。日経平均株価の下落基調を反映した値動き。ドル・円は101円前半で寄り付いた後、日本株安でドル売り・円買いの基調が強まった。日経平均株価が節目の16000円を割り込んだ場面では、一時100円87銭まで下落。ただ、その後は日経平均の下げ幅縮小で101円台を維持。 一方、岩田日銀副総裁は横浜市内で講演し、「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」などと述べたが、ドル・円相場への影響は限定的だった。 午後の取引ではドルは101円台で底堅い値動きとなろう。ただ、今晩の英中銀による政策発表を控え警戒感が広がっており、積極的な売り買いは手控えられそうだ。 ここまでドル・円は100円87銭から101円37銭、ユーロ・円は112円52銭から113円04銭、ユーロ・ドルは1.1135ドルから1.1156ドルで推移。 12時20分時点のドル・円は101円11銭、ユーロ・円は112円69銭、ポンド・円は134円83銭、豪ドル・円は76円93銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・三菱商事<8058>、スズキ<7269>など6社の目標株価変更 ・値下がり寄与トップはKDDI<9433>、2位ソフトバンクG<9984>、2銘柄で日経平均を約30円押し下げた。 ・極楽湯<2340>、EG<6050>、タツモ<6266>、ダルトン<7432>などがストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・岩田日銀副総裁 「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」 「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:30 岩田日銀副総裁会見 <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 8件
2340 東証スタンダード
406
9/27 15:00
-18(-4.25%)
時価総額 12,532百万円
スーパー銭湯「極楽湯」、複合温浴施設「RAKU SPA」の運営等を行う極楽湯を中核とする持株会社。地下地質調査等を行うエオネックスなども傘下に持つ。アニメコンテンツ、Vtuberとのコラボイベントを実施。 記:2024/08/27
6050 東証プライム
1,774
9/27 15:00
+7(0.4%)
時価総額 18,460百万円
投稿監視、風評調査等のソーシャルサポートサービスが主力。ソーシャルゲームのデバッグ業務、ネット広告審査業務等も手掛ける。チェンジHD傘下。成長分野のサイバーセキュリティでは脆弱性診断、WAFを拡販。 記:2024/05/03
6266 東証プライム
3,140
9/27 15:00
+75(2.45%)
時価総額 46,513百万円
半導体プロセス機器を製造・販売。貼合・剥離装置や塗布・現像装置に強み。液晶製造装置も。洗浄装置部門は売上伸長。搬送装置部門は生産効率が改善。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/04/14
7269 東証プライム
1,699.5
9/27 15:00
+58.5(3.56%)
時価総額 3,338,814百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7432 JQスタンダード
238
1/13 15:00
±0(0%)
時価総額 3,379百万円
研究機関や検査機関で使われる設備機器が主力。製造業向け機械装置も手掛ける。親会社のイトーキが完全子会社化に向け実施したTOB成立。16年12月の臨時株主総会での承認可決を経て17年1月16日に上場廃止に。 記:2017/02/28
8058 東証プライム
3,082
9/27 15:00
+23(0.75%)
時価総額 13,291,070百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(-1.22%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17