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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株道氏:ノーポジションが耐えられない人へ

2016/7/29 10:07 FISCO
*10:11JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株道氏:ノーポジションが耐えられない人へ 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株道氏(ブログ「株道−人に教えたくない私の相場帳−」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年7月29日9時に執筆 株価が上昇していると、株を持っていない(ノーポジ)自分は損をしていると感じていませんか? そのマインドでは絶対に勝ち組になれません。 しかし心配いりません。今から治療法をお伝えします。 「ポジポジ病の処方箋」 日本人で株取引をやっている人は10人に一人もいません。FXに至っては100人に一人の割合と聞いたことがあります。つまり、日経平均株価を見て株取引をしている人が日本人100人中10人いたとして、上昇局面にうまく乗れている人はその中のさらに1人ないし2人程度と推測されます。 (※過去に株投資をやっていた個人投資家は含みません) 「俺(私)だけが損している」という感覚は、おそらく「俺以外の皆が得しているのに」という感情だろうと思います。しかし現実は日本人のほぼ皆、得も損もない、変わらぬ日常を送っているのです。相場の起伏にいちいち、焦る必要も嘆く必要もないのです。人間の欲がある限り、この世から相場はなくなりません。何百何千という投資機会がこれからも貴方の元に訪れます。 相場で資産形成したければ、キャッシュを握り締めたまま、下落調整局面を待たなければチャンスは巡ってきません。株を持たない期間こそが投資期間そのものなのです。 ※私は長期投資口座と短期投資口座を分けて株を保有しています。上記は値幅取りを狙ったトレードを示しており、現在も短期口座はポジション0ですが、長期口座の銘柄は保有したまま、口座へのログインさえしていません。 いよいよ本日は日銀金融政策決定会合となります。また、来月2日には政府の28兆円の総合経済対策の全貌が明らかになります。 直近の追加緩和なし、ゼロ回答時の市場反応です。 4/28 -624円 6/16 -485円(5月は未開催) これを見る限り、追加緩和なしとなれば、瞬間的に400~800円程度の失望売りになることが想定されますが、前回ブログで話した好需給状態に変わりはなく、8/2にも政府の総合経済対策の内容が発表されますので、下落を補完する動きになると思います。 水曜の株高は、経済対策28兆円が飛び出た、売り方のリスク回避の買い戻しでした。木曜の株安は、日銀の追加緩和なしを懸念した、買い方の利益確定とポジション調整と考えられます。 日銀の回答もそれを受けての市場反応も、そんなことは誰もわからない・・故のリスク回避のこの2日間の値動きだったと思います。 先物が仕掛けられやすい局面です。ゼロ回答となれば、夜間帯も含め、週明け火曜まで失望と期待が交錯し、株価も方向性を失うでしょう。 上値は17,500円-17,250円、下値は16,000円-15,800円でしばらく取り組もうと思います。 ---- 執筆者名:株道 ブログ名:株道−人に教えたくない私の相場帳− 《MT》