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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:本格反騰の体制が整う東京市場

2016/7/19 9:23 FISCO
*09:23JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:本格反騰の体制が整う東京市場 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年7月19日9時に執筆 今月9日に行われた参院選の結果が与党の大勝となったことへの安心感と、その直後に間髪入れず「10兆円規模の大型経済対策を指示した」との首相発言に対する期待感の高まりが株式市場反転のきっかけとなったのは間違いない。昨今の停滞イメ−ジのつきまとうアベノミクスにとってギアチェンジを思わせるのに効果は十分だった。 同時に、英国EU離脱ショックからNY株が立ち直り、史上最高値更新となるなど外部環境が一気に改善し、過度な円高懸念も修正されつつある。目先は本格反騰の体制が整う東京市場だろう。 先週の株式市場は、任天堂<7974>にはじまり任天堂に終わった1週間だったと言っても過言ではない賑わいだった。そのきっかけが「ポケモンGO」の存在である。この連休にそれがどのようなモノなのか、ネット中心ではあるが調べていくと、どうやら市場の反応が決して行き過ぎた過大評価とは言えないのではないかと思えてきた。 スマ−トフォンゲ−ムでは完全に後発グル−プのそのまた最終ランナ−だった任天堂がそれまでのゲ−ムの常識を変えようとしてる。「ポケモンGO」のゲ−ム性が子供に限らず、あらゆる世代を巻き込む可能性に身震いさえする。 「ポケモンGO」のゲ−ムをすすめるには、部屋から外に出て歩き回る必要がある。乗り物で移動するようなズルはできない。子供も大人も、自分の足で移動することを求められる。部屋の中で寝転がって指先を使うだけのゲ−ムから人を屋外に引っ張り出すことに成功するならそれこそ大革命ではないか。 このゲ−ム性は、新しいビジネスモデルへ幅広い応用範囲を持つだろう。訪日外国人向けイベントや、買い物マラソン的応用も可能になるだろう。人が自分の足で移動することにインセンティブをつける発想はこれまで切り捨ててきた価値観を見直し、時代を巻き戻す挑戦に見える。 「子供が日が暮れても外で遊んでいて家に帰ってこない」とは昭和の風景に限らないことで良い。防犯は大事だが、夕暮れとなり疲れて家に帰ってくる人間らしさも失ってはいけない。 個別株では、引き続き海外を中心に新製品「ポケモンGO」が一大ム−ブメントを巻き起こしはじめた任天堂、連休中に大型買収を発表したソフトバンクグル−プ<9984>などに注目している。 ※「兜町放浪記」は株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す個人投資家向け株式ブログです。単なる上がる株・下がる株の予想屋を標榜とせず、株式投資を通じて社会全般と経済と人生を学ぶ、個人投資家に支持されるブログとなるよう日々アクティブな情報発信に励んでおります。当ブログの監視銘柄は直接「兜町放浪記」にお立ち寄りいただくことをオススメします。 執筆者名:兜町放浪記 ブログ名:兜町放浪記 《MT》
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