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後場に注目すべき3つのポイント~センチメント悪化、円相場や値がさ株を睨みながらの相場展開に

2016/7/6 12:36 FISCO
*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~センチメント悪化、円相場や値がさ株を睨みながらの相場展開に 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・センチメント悪化、円相場や値がさ株を睨みながらの相場展開に ・ドル・円は100円64銭付近、英国経済への懸念で強まるリスク回避の動き ・パイオニア、豊田合成など7社の目標株価変更 ■センチメント悪化、円相場や値がさ株を睨みながらの相場展開に 日経平均は大幅に続落。463.03円安の15206.30円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えた。連休明け5日のNY市場は、NYダウが100ドルを超す下落となった。欧州連合(EU)離脱を巡る英国経済への懸念が再燃したことが嫌気された格好。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の15445円となり、これにさや寄せする格好から売りが先行した。 しかし、その後もじりじりと下げ幅を広げるなか、円相場が1ドル100円台に乗せてくると、大阪225先物も下げ幅を拡大。これが現物市場へのインデックス売りにつながる格好から、日経平均は一時15167.98円と下落幅は500円を超えた。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1800を超えており、全体の9割を占める全面安商状に。セクターでは33業種全てが下げており、その他金融、ゴム製品、証券、不動産、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、鉱業、電気機器、保険などの下げが目立つ。 日経平均はじりじりと下げ幅を拡大させており、節目の15000円の攻防になりそうな弱さである。日経平均構成銘柄で上昇しているのは僅か5銘柄にとどまっており、一方で、昨日同様、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>などの指数インパクトの大きい値がさ株の下落影響が大きく、インデックス売りが指数を押し下げている。 また、マザーズ指数が1000ptをキープできなかったことも、センチメントを悪化させている。個別ではVテク<7717>、ミクシィ<2121>、NTTドコモ<9437>、NTT<9432>、ハニーズ<2792>、KLab<3656>、キユーピー<2809>など強い銘柄に資金が集まりやすいだろう。引き続き、円相場のほか、ファーストリテ<9983>など値がさの動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は100円64銭付近、英国経済への懸念で強まるリスク回避の動き 6日午前の東京外為市場では、ドル・円は軟調地合いとなり、100円台に水準を切り下げた。英国経済への懸念からリスク回避的な円買いが強まっていることが背景。前日海外市場で広がった英国経済への懸念を受けたリスク回避的な動きは、アジア市場でさらに増幅し、投資家はより安全な投資先を求めて円に資金を流入させている。ポンド・円は前日午前に付けて136円前半から一時128円後半へと7円超も下落。 ドル・円は日経平均株価の大幅安を巻き込んで、一時100円58銭まで値を下げた。ランチタイムの日経平均先物が400円超下げているため、株安を意識したドル売り・円買いはなお続きそうだ。市場では「ポンド安に歯止めがかからなければリスク回避の円高は一服しない」(市場筋)との見方が出ている。 ここまでドル・円は100円58銭から101円77銭、ユーロ・ドルは1.1036ドルから1.1076ドル、ロ・円は伸び悩み、111円05銭から112円69銭で推移。 12時28分時点のドル・円は100円64銭、ユーロ・円は111円15銭、ポンド・円は129円35銭、豪ドル・円は74円61銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、1銘柄で日経平均を約42円押し下げ ・パイオニア<6773>、豊田合成<7282>など7社の目標株価変更 ・値上がりしたのはNTT<9432>など5銘柄 ・内需・ディフェンシブ関連銘柄やセクターに資金が向かっている ・世耕官房副長官「日本経済のファンダメンタルズは堅固」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 日銀、基調的なインフレ率を捕捉するための指標 <海外> ・15:00 独・5月製造業受注(前月比予想:+1.0%、4月:-2.0%) 《WA》
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「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
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低価格のカジュアル婦人服チェーン。SCや駅ビルに出店。ミャンマー自社工場からの調達に強み。主に40~50歳代の女性向けの新たなブランド展開。外出需要の回復で堅調。原材料高や円安が重し。 記:2024/05/14
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3656 東証プライム
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6367 東証プライム
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6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
6954 東証プライム
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-146(-3.42%)
時価総額 4,158,324百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7282 東証プライム
2,469
10/8 15:00
-55(-2.18%)
時価総額 321,145百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
7717 東証プライム
2,516
10/8 15:00
-52(-2.02%)
時価総額 25,306百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
8035 東証プライム
25,460
10/8 15:00
-190(-0.74%)
時価総額 12,007,776百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9432 東証プライム
148.3
10/8 15:00
-1.3(-0.87%)
時価総額 13,428,612百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
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時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
50,140
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-310(-0.61%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,581
10/8 15:00
-164(-1.88%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17