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前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場のなか、中小型株やテーマ株などに短期資金向かう

2016/7/4 8:21 FISCO
*08:21JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場のなか、中小型株やテーマ株などに短期資金向かう 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着相場のなか、中小型株やテーマ株などに短期資金向かう ■外資系証券の注文動向:差し引き440万株の売り越し ■前場の注目材料:不二越、事業の柱をロボットに転換していく ■こう着相場のなか、中小型株やテーマ株などに短期資金向かう 4日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。1日の米国市場ではNYダウが小幅ながら4日続伸だったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の15560円だった。先週の日経平均は5日続伸と自律反発をみせていたこともあり、利食いも出やすいところであろう。また、4日の米国市場は独立記念日の祝日のため海外勢のフローが細ることも、方向感を掴みづらくさせそうだ。 なお、予想外の英国のEU離脱決定で金融市場は混乱しているが、離脱交渉が9月以降に先送りされることが固まった。EU首脳会議で合意が伝えられるなか、一先ず9月までは小康状態に入りそうだ。もっとも、今週は米雇用統計が予定されており、市場の関心が欧州から米国に移りそうである。 イエレンFRB議長は5月の雇用統計については「失望」としながらも経済には楽観であった。7月の利上げ観測は後退しており、市場コンセンサスは12月にあるかどうか、という状況。それよりも、6月の雇用統計の内容(予想は、非農業部門雇用者が+18.0万人、失業率は4.8%)が引き続き予想を大きく下回るようだと、年内利上げへの見方が大きく後退するだけではなく、米国経済の鈍化懸念にもつながる可能性がある。警戒感が強まる展開も意識しておきたいところである。 物色の流れとしては、週末に向けては雇用統計への警戒等から商いは膨らみづらいなか、内需・ディフェンシブ系のほか、良好なIPO状況など資金回転が利いている中小型株などへ値幅取り狙いの資金が向かいやすいとみておきたい。また、テーマ株としては、先週、ソフトバンク、NTTドコモがそれぞれ自動運転技術の実証実験に乗り出すと伝えられていたが、週末にはドイツのBMWが、5年以内に自動運転車を米インテルなどと共同で量産化すると伝えられており、関心が向かいそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き440万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り980万株、買い540万株、差し引き440万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 6月27日(月):320万株の買い越し 6月28日(火):10万株の売り越し 6月29日(水):20万株の買い越し 6月30日(木):100万株の買い越し 7月01日(金):380万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(17949.37、+19.38)・NY原油(48.99、+0.66) ・独BMW、5年以内に自動運転車の量産化 ・米株式市場は祝日のため休場(独立記念日) ・米6月新車販売、2.5%増 ・6月消費者態度指数が改善 ・日銀短観、大企業の設備投資額 6%余増加 ・中国の6月民間PMIが16ヶ月連続50割れ ・オリックス<8591>、動物薬会社買収へ ・不二越<6474>、事業の柱をロボットに転換していく ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月マネタリーベース(5月:前年比+25.5%) <海外> ・10:30 豪・5月住宅建設許可件数(前月比予想:-3.5%、4月:+3.0%) ・米独立記念日でNY市場は休場 《WA》
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