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後場に注目すべき3つのポイント~日銀の追加緩和期待が下支えに

2016/6/6 12:33 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀の追加緩和期待が下支えに 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日銀の追加緩和期待が下支えに ・ドル・円は107円15付近、ドルもみあい、日銀緩和期待などで買戻しも ・三菱電機、DeNA、KDDIなど10社の目標株価変更 ■日銀の追加緩和期待が下支えに 日経平均は反落。189.28円安の16452.95円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えている。3日の米雇用統計の結果を受けて円相場は1ドル106円台に突入し、シカゴ日経225先物清算値は16330円と、大阪比で300円超の下落。これにさや寄せする格好から、日経平均は大幅に反落して始まった。 ただし、週明けの米国市場ではイエレンFRB議長の講演が予定されており、これを見極めたいとする模様眺めムードから売り一巡後は下げ幅を縮めて推移している。セクターでは鉄鋼、食料品、水産農林が小幅に上昇。一方で、証券、保険、鉱業、その他金融、不動産、銀行などの弱さが目立つ。 日経平均は売り一巡後は下げ幅を縮めており、落ち着いた値動きをみせている。円相場は1ドル107円台とやや円安に振れて推移している。米利上げ先延ばしに対して、来週の日銀の金融政策決定会合での追加緩和への思惑が高まっている状況であり、売り込みづらくなっているようだ。 もっとも、オーバーナイトのポジションは取りづらい需給状況であり、大引けにかけてはポジション調整的な流れが強まる可能性はありそうだ。また、東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落であり、後場も模様眺めムードが強そうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は107円15付近、ドルもみあい、日銀緩和期待などで買戻しも 6日午前の東京外為市場では、ドル・円はドルもみあう展開となった。約1カ月ぶりの安値圏となったが、日銀の追加緩和期待で下げ渋った。 ドル・円は朝方106円38銭まで下げ、約1カ月ぶりの安値圏となった。その後、日経平均株価の下げ幅縮小と日本銀行による追加緩和期待を背景に、ドル買戻しフローがみられ下げ渋った。 ランチタイムの日経平均先物は徐々に値を戻す展開で、ドルの買戻しは続くだろう。ただ、引き続きドル売り圧力は強く、目先も安値圏でもみあう展開となりそうだ。 ここまでドル・円は106円38銭から106円87銭、ユーロ・ドルは1.1341ドルから1.1373ドル、ユーロ・円はも120円83銭から121円26銭で推移。 12時15分時点のドル・円は107円15銭、ユーロ・円は121円55銭、ポンド・円は154円25銭、豪ドル・円は78円49銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日経平均構成銘柄の下落率トップは鹿島<1812>で6.3%安、同2位は三井造<7003>で5.5%安 ・浅川財務官「為替動向、注視している(日経)」 ・大塚家具<8186>は急落、16年12月期の上期及び通期業績予想を下方修正 ・三菱電機、DeNA、KDDIなど10社の目標株価変更 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・15:00 独・4月製造業受注(前月比予想:-0.5%、3月:+1.9%) ・米中戦略・経済対話(7日まで、北京) 《WA》
関連銘柄 3件
1812 東証プライム
2,752
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ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
7003 東証プライム
1,206
9/27 15:00
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8186 JQスタンダード
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8/27 15:00
+1(0.36%)
時価総額 16,106百万円
家具専門店大手。中高級品・輸入家具に強み。22.4期はコロナ影響で苦戦。だがコスト削減などが効き採算上向く。継続前提に重要事象。親会社のヤマダHDが株式交換により完全子会社予定。8月30日付で上場廃止に。 記:2021/08/15