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今日の為替市場ポイント:ドル・円は109円前後で小動きか、米5月雇用統計発表を待つ状況

2016/6/3 8:28 FISCO
*08:28JST 今日の為替市場ポイント:ドル・円は109円前後で小動きか、米5月雇用統計発表を待つ状況 2日のドル・円相場は、東京市場では109円59銭から108円83銭まで下落。欧米市場でドルは109円13銭まで戻した後に108円53銭まで反落し、108円88銭で取引を終えた。 本日3日のドル・円は、109円前後で推移か。日本時間夜に発表される5月米雇用統計の内容を確認したいとの理由で、指標発表まではドル・円など主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続く見込み。 2日発表された5月ADP全米雇用報告では、雇用者数は前月比+17.3万人で市場予想と一致した。4月実績は+15.6万人から+16.6万人に上方修正された。5月ADP全米雇用報告は米労働省が3日に発表する5月雇用統計(非農業部門雇用者数)の先行指標となる。現時点における市場予想は前月比+16.0万人で4月実績と同水準の雇用増となる見込み。 市場参加者の間では、5月非農業部門雇用者数が15万人程度の増加であれば、追加利上げを妨げる要因にはならないとの声が聞かれている。ただし、一部の投資家は平均時給と不完全雇用率のデータをより注目しており、これらの指標が4月分と比較して改善していなかった場合、非農業部門雇用者数が市場予想と一致しても追加利上げを後押しする材料にはならないと考えているようだ。 1日公表された米地区連銀経済報告では、「雇用、賃金は4月中旬以降、緩やかに拡大」との見解が示されていた。5月雇用統計がこの見解に沿った内容であるか否かを見極める展開になりそうだ。賃金上昇の兆候がより明確になった場合、外為市場参加者は6月追加利上げを強く意識し、リスク選好的なドル買いが強まる展開となりそうだ。 《WA》