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「くりっく365」 23日の英国民投票後に商い増加か?

2016/6/2 16:09 FISCO
*16:09JST 「くりっく365」 23日の英国民投票後に商い増加か? 東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、5月の取引数量は前月比4.8%マイナスの301万0274枚。1日の平均取引数量は13万6830枚と前月比では減少した。一方、月末時点の証拠金預託額は前月比47億円増の5099億円と過去最高を更新した。 一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、5月の取引数量は前月比36.5%マイナスの39万5781枚。1日の平均取引数量に関しては前月比マイナスの1万8020枚となった。一方、月末時点の証拠金預託額は413億円と前月比5億円のプラスと「くりっく365」同様、過去最高を更新した。 なお、昨年11月30日に上場したくりっく365ラージ(5通貨ペア)の5月月間取引数量は2万3243枚(前月比29%のプラス)で上場来最高となり、1日平均取引数量は1057枚(4月の1日平均は860枚)と増加した。 5月は祝日だった3日に1ドル105円56銭まで円高が加速。その後は、米金利引き上げ観測が上昇するとともにドル買いが進み月末には111円台まで回復するなど6円ほどの値動きとなったが、日本株同様、為替も商いが減少するなど参加者限定の相場展開となった。政策や消費増税の先送り観測などを意識したイベント・ドリブンは観測されず、想定外の動意薄に。 足元では、政策などアベノミクスに海外投資家が失望したとの指摘も浮上している。手掛けににくい地合いとなっているが、6月は23日に英国民投票が控えている。中旬までは様子見姿勢が強まりそうだが、ポジティブにしろネガティブにしろ月末は動意付きそうだ。 なお、東京金融取引所では、6月1日付けで金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック関連サービスを推進する専門部署「フィンテック推進室」を新設したとも発表している。金融デリバティブの総合取引所として、「金利」「為替」「株式」の各分野に対し、フィンテックの活用を検討し、法人・個人投資家をはじめとした市場利用者の利便性向上に努めるとのこと。 (写真提供:東京金融取引所) 《MT》