マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/29 14:17:45
9,358,580
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~オーバーナイトのポジションはリスクが低いか

2016/5/31 12:39 FISCO
*12:39JST 後場に注目すべき3つのポイント~オーバーナイトのポジションはリスクが低いか 31日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・オーバーナイトのポジションはリスクが低いか ・ドル・円は111円08銭付近、日本株にらみの展開 ・日本電産、キーエンスなど19社の目標株価変更 ■オーバーナイトのポジションはリスクが低いか 日経平均は続伸。83.93円高の17151.95円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。30日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場だったこともあり、手掛かり材料に欠けるなか、利食い優勢のスタートとなった。円相場は1ドル110円80銭辺りと若干円高に振れて推移しているほか、日経平均は節目の17000円を回復してきたことで、いったんは利食いとの見方にも向かいやすいところ。 しかし、寄り付き直後に16988.64円と17000円を下回る場面もみられたが、その後は17000円を上回っての推移が続いている。さらに下値の堅さが意識されるなか、次第にリバウンド基調が強まってきている。大引けでMSCIのリバランスを控えているほか、月末のドレッシング買い期待などもあった。セクターでは、鉱業、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品、電気機器、電力ガス、機械、その他製品、精密機器、海運などが上昇。一方で、石油石炭、水産農林、医薬品、ガラス土石、建設、食料品などが小安い。 日経平均は5営業日続伸で価格帯別出来高の膨らんでいた16800-17000円辺りを明確に上放れてきた。週間形状では上値抵抗の26週線を突破しているため中期トレンドが転換してきており、リバウンド基調が強まりやすい。 また、米国市場では個人所得(4月)、個人消費支出(4月)、個人消費支出(PCE)価格コア指数(4月)、S&P/ケース・シラー総合-20住宅価格指数(3月)、シカゴ購買部協会景気指数(5月)、消費者信頼感指数(5月)の発表が予定されている。足元で好調な指標の発表が相次いでおり、米景気に対する楽観的な見方が広がる可能性がある。米利上げ観測への思惑が高まり、これが円安に向かわせる流れとなりそうだ。 明日にも消費増税再延期が発表される見通しのなか、株高・円安への意識に向かわせよう。本日については、オーバーナイトのポジションはリスクが低いだろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は111円08付近、日本株にらみの展開 31日午前の東京外為市場で、ドル・円は弱含みの後、再び111円台に値を戻した。日本株の上げ幅拡大を受けた値動き。 ドル・円は一時110円80銭まで値を下げたが、個人のドル買いで跳ね返された。また、111円近辺の一部顧客筋のドル買いにより、111円を回復。下値の堅さが意識された。 上海総合指数のプラス圏推移や、ランチタイムの日経平均先物の堅調地合いを受け、ドル・円は目先も底堅い値動きとなりそうだ。 ここまでドル・円は110円80銭から111円15銭、ユーロ・ドルは1.1135ドルから1.1155ドル、ユーロ・円は123円53銭から123円88銭で推移。 12時10分時点のドル・円は111円08銭、ユーロ・円は123円83銭、ポンド・円は163円30銭、豪ドル・円は80円37銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、2位はファナック<6954> ・関係筋「山口公明代表は午後2時30分から政調全体会議で首相方針を説明」 ・日本電産<6594>、キーエンス<6861>など19社の目標株価変更 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・15:00 独・4月小売売上高(前月比予想:+1.0%、3月:-1.1%) 《WA》
関連銘柄 4件
6594 東証プライム
3,108
9/27 15:00
-3,157(-50.39%)
時価総額 3,706,504百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6861 東証プライム
71,090
9/27 15:00
-40(-0.06%)
時価総額 17,289,657百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(5.09%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10