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今日の為替市場ポイント:ドル・円は110円台で推移か、原油先物や株式相場の上昇を意識した円売り継続へ

2016/5/26 8:15 FISCO
*08:15JST 今日の為替市場ポイント:ドル・円は110円台で推移か、原油先物や株式相場の上昇を意識した円売り継続へ 25日のドル・円相場は、東京市場では109円87銭から110円19銭まで下落。欧米市場でドルは110円45銭まで上昇し、110円21銭で取引を終えた。 本日26日のドル・円は、主に110円台で推移か。原油高や株高を意識したリスク選好的な円売りは後退せず、アジア市場でドルは5月20日高値の110円59銭を試す可能性がある。 報道によると、米ダラス地区連銀のカプラン総裁は25日に行われた講演後、記者団に対して近い将来の利上げを支持するとの方針を伝えた。同総裁は6月23日に実施予定の英国の国民投票(英国の欧州連合(EU)離脱の是非について)の結果を見極める必要があることを示唆したが、利上げ時期について具体的に言及しなかったようだ。 市場関係者の間では、米経済情勢(主要経済指標)が良好なら、6月か7月に追加利上げが行われるとの見方が広がっている。ただし、年内2回以上の利上げについては意見が分かれているようだ。一部の市場関係者は「6月か7月に利上げを実施した後に雇用情勢の悪化やインフレ率の鈍化が確認された場合、年内の利上げは1度だけになる可能性が高い」と指摘している。 年内複数回の利上げ実施は米国経済が好調さを保つことが必要条件との見方が多いが、現時点で米金利見通しや経済情勢について予断を持つことは難しいとの声も聞かれている。 《WA》