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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株にも買い疲れ感、短期的な値幅取り狙いが中心

2016/5/24 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株にも買い疲れ感、短期的な値幅取り狙いが中心 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・中小型株にも買い疲れ感、短期的な値幅取り狙いが中心 ・ドル・円は109円42銭付近、下値では個人の買い ・オリンパス、三菱自、オリックスなど12社の目標株価変更 ■中小型株にも買い疲れ感、短期的な値幅取り狙いが中心 日経平均は続落。111.22円安の16543.38円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えた。23日の米国市場は小幅に下落。円相場は1ドル109円前半での推移となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の16510円だった。これにさや寄せする格好から、売り先行で始まった。その後も下げ幅を広げており、一時16497.71円と16500円を下回る場面もみられた。 しかし、これまで同様に16500円近辺では底堅さも意識されており、16500円処でのこう着感の強い相場展開をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは非鉄金属、海運、鉱業、鉄鋼、保険、機械、電気機器などが下落。一方で、パルプ紙、空運、建設、食料品が小幅に上昇。 日経平均は16500円処でのこう着が続いている。5日、25日線が上値抵抗として意識されているほか、一目均衡表では転換線、基準線に上値を抑えられている。円相場については、麻生財務相は「今109円くらいになっているので、それくらいのところで落ち着いておけばいい」と述べたと、報じられている。現状水準でもあり、方向感は出難いだろう。 また、中小型株なども買い疲れ感がみられており、手掛けづらさが窺える。テーマ株の一角などに短期資金が向かう場面もみられているが、中核的な銘柄が見当たらず、こちらも方向感が掴みづらい。値動きの良い銘柄等による短期的な値幅取り狙いが中心になろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は109円42銭付近、下値では個人の買い 24日午前の東京外為市場で、ドル・円は109円前半で推移した。日本株安のなか個人の買いが見込まれ、目先の大幅安は想定しにくい。 ドル・円は朝方109円20銭を付けた後はじり高の展開。日経平均株価はマイナス圏だが、リスク回避的な円買いのフローは増えておらず、109円以下では個人のドル買い意欲が観測されている。 上海総合指数は軟調地合いが続いているものの、ランチタイムの日経平均先物は下げ幅をやや縮小する動きのため、ドルの大幅安は避けられそうだ。午後の取引でも底堅い値動きが続くと予想する。 ここまでドル・円は109円20銭から109円46銭、ユーロ・ドルは1.1203ドルから1.1222ドル、ユーロ・円は122円47銭から122円69銭で推移した。 12時15分時点のドル・円は109円42銭、ユーロ・円は122円64銭、ポンド・円は158円55銭、豪ドル・円は79円02銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、2位はソフトバンクG<9984> ・オリンパス<7733>、三菱自<7211>、オリックス<8591>など12社の目標株価変更 ・いすゞ<7202>は3.5%高 ・麻生財務相「為替相場が2日間で5円も上下するのは一方的で偏っている」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・12:05 スティーブンス豪準備銀行総裁講演 ・15:00 独・1-3月期GDP改定値(前年比予想:+1.6%、速報値:+1.6%) ・15:00 スイス・4月貿易収支(3月:+21.6億スイスフラン) 《WA》
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トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
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医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8591 東証プライム
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9983 東証プライム
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9984 東証プライム
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