マーケット
10/2 15:15
37,808.76
-843.21
42,196.52
+39.55
暗号資産
FISCO BTC Index
10/3 15:26:12
8,999,724
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今日の為替市場ポイント:ドル・円は109円台で推移か、株高・原油高を意識してリスク選好的な円売り継続へ

2016/5/11 8:26 FISCO
*08:26JST 今日の為替市場ポイント:ドル・円は109円台で推移か、株高・原油高を意識してリスク選好的な円売り継続へ 10日のドル・円相場は、東京市場では108円28銭から108円95銭まで上昇。欧米市場でドルは109円35銭まで一段高となり、109円27銭で引けた。 本日11日のドル・円は、109円台で推移か。欧米諸国の株高や原油先物の反発を意識してリスク選好的な円売りは継続する可能性がある。 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は10日に月報を公表した。EIAは2017年の国内原油生産見通しを日量-41万バレルに修正しており、従来見通しの日量-56万バレルとの比較で減少幅は縮小すると予測している。2016年の原油生産は日量-83万バレルで従来見通しと変わらないと予測している。また、国内の原油需要見通しについてEIAは、2016年は日量1954万バレル、2017年は日量1966万バレルと想定している。 EIA局長は、2017年下半期には中国やインドの原油需要が増えることで世界の原油在庫は減少すると予想している。市場関係者の間では、世界的な原油の供給超過の状態は次第に解消されるとの見方が広がっており、原油先物(WTI)は1バレル=50ドル以上の水準が定着するとの声が聞かれている。原油価格の上昇は米国の物価動向にも影響を与えるため、年2-3回のペースで利上げが実施されてもおかしくない状況が生まれるのではないか?との見方も出ている。 《WA》