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前場に注目すべき3つのポイント~想定内の一服、ソニーの動向でセンチメントを計る

2016/4/22 8:23 FISCO
*08:23JST 前場に注目すべき3つのポイント~想定内の一服、ソニーの動向でセンチメントを計る 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:想定内の一服、ソニーの動向でセンチメントを計る ■外資系証券の注文動向:差し引き700万株の売り越し ■前場の注目材料:政府、保育士の賃金引上げ待機児童の解消目指す ■想定内の一服、ソニーの動向でセンチメントを計る 22日の日本株市場は売り先行の展開となろう。21日の米国市場は、NYダウが4日ぶりに反落した。原油相場が上げ一服となったほか、予想を下回る経済指標の発表が相次いだことが嫌気されている。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比175円安の17235円となっており、日経平均はこれにさや寄せする格好から反落して始まろう。 もっとも前日までの強い上昇により直近の上値抵抗帯を捉えていたこともあり、利食いも出やすいところであろう。週末要因もあって積極的な売買は手控えられやすく、想定内の一服といったところか。一方で、出来高の膨れていた17100円処を上回っての推移となれば、先高期待が高まりやすいところである。 また、4月2週の投資主体では、海外勢が現物で2週連続買い越しだった。海外勢の動きにも変化がみられてくるとの期待から、トレンドが強まりやすいだろう。インデックス中心の売買となろうが、下値の堅さが意識されてくるとみておきたい。 物色としては主力処から中小型株などにシフトしやすい。中小型株ではSOSEI<4565>をはじめとするバイオ関連が動意づいている。フィンテックやVR、自動運転、ドローンといったテーマ株の循環もみられており、個人主体の需給が良好である。 決算ではソニー<6758>が下方修正を発表。スマホ向け部品の減損は予想されていたことであるが、ADRでは6%近く下げている。売り一巡後に戻せれば投資家心理を明るくさせよう。小幅安で始まった後に売り直されると今後本格化する決算に対する警戒感につながる。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き700万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1250万株、買い550万株、差し引き700万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 4月15日(金):1740万株の買い越し 4月18日(月):150万株の売り越し 4月19日(火):110万株の買い越し 4月20日(水):730万株の買い越し 4月21日(木):220万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウ下落(17982.52、-113.75)NY原油(43.18、-1.00) ・ソニー、減損596億円 ・21日後場一時急落したソフトバンク前期、4期ぶり増配 ・GDP600兆円へ、人工知能などに投資増 ・インフラ整備へ企業に低利で積極融資 ・政府、保育士の賃金引上げ待機児童の解消目指す ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
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バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6758 東証プライム
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世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29