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欧米為替見通し:ユーロは弱含みか、ECBのハト派スタンス継続で

2016/4/21 17:21 FISCO
*17:21JST 欧米為替見通し:ユーロは弱含みか、ECBのハト派スタンス継続で 今日の欧米外為市場では、ユーロ・ドルは弱含む展開となりそうだ。今晩開催の欧州中銀(ECB)理事会では政策金利などの据え置きが見込まれ、ハト派的なスタンスを受けてユーロは売られやすい見通し。また、ドラギ総裁が理事会終了後の記者会見で、財政政策の必要性について言及するかどうかも注目したい。 ECBは今晩開催の理事会で政策金利(リファイナンス金利)の0.00%、中銀預金金利の-0.40%をともに据え置く公算。3月に決めたばかりの追加緩和の効果を見極める必要があるためだ。また、理事会終了後のドラギ総裁の記者会見では前回3月同様、追加緩和に否定的な発言が聞かれるか注目される。なお、先月はドラギ総裁の緩和打ち止め発言を受け、ユーロはリスクオフの買戻しが強まったが、今回はECBのハト派的なスタンスはすでに織り込まれているとの見方から「素直にユーロ売り」(市場筋)とみられている。 一方、3月の理事会の議事要旨には「金融政策への過大な負担を避けるためには成長促進につながる他の手段が必要」との見解が示された。このため、今回の会合では財政政策の必要性について議論されるとの観測が浮上。財政政策に言及された場合、金融政策の限界と市場に意識されればリスクオフのユーロ買いとなろう。逆に、金融緩和メニューの拡充受け止められればユーロ売りは強まりそうだ。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:30  英・3月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:-0.1%、2月:-0.4%) ・17:30  英・3月公的部門純借入額(銀行除く)(予想:+60億ポンド、2月:+71億ポンド) ・20:45  欧州中央銀行(ECB)理事会(政策金利は0.00%に据え置き予想) ・21:30  ドラギECB総裁会見 ・21:30  米・先週分新規失業保険申請件数(予想:26.5万件、前回:25.3万件) ・21:30  米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:9.0、3月:12.4) ・21:30  米・3月シカゴ連銀全米活動指数(予想:-0.15、2月:-0.29) ・22:00  米・2月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.4%、1月:+0.5%) ・23:00  米・3月景気先行指数(前月比予想:+0.4%、2月:+0.1%) ・ブラジル休場(チラデンテスの日) 《WA》