マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 11:39:18
9,227,304
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し:円買い仕掛けに警戒、介入の期待後退や原油安・地震で

2016/4/18 17:14 FISCO
*17:14JST 欧米為替見通し:円買い仕掛けに警戒、介入の期待後退や原油安・地震で 今日の欧米外為市場では、円買い仕掛けが警戒されそうだ。日本の金融当局による為替介入への期待後退のほか、産油国会合での増産凍結交渉の決裂を受けた原油安で円高に振れやすいことが背景。また、熊本県を中心とした地震の影響も円買い要因となっており、ドル・円は107円台を維持できるか注目したい。 日本時間15-16日開催の20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)では、米国のルー財務長官が足元の円高について「無秩序な動きは見られない」と発言。これにより日本の為替介入の余地が狭まったと市場では受け止められ、円買い地合いとなっている。また、主要産油国が17日にドーハで開催した会合で増産凍結の見送り決定。これを受け、欧米市場で原油一段安となればリスク回避的な円買いが強まりやすいだろう。 さらに、前週から熊本県を中心に頻発する地震の影響で、部品の調達不足により生産を停止する大手メーカーもあり、業績悪化懸念から日本株安・円高が連想されるかもしれない。ドル・円は4月11日に付けた直近安値107円63銭が短期的な下値メドだが、欧米の投資家の円の買い仕掛けによってこの水準を下抜けた場合、心理的節目107円で下げ止まるかが焦点となりそうだ。 【今日の欧米市場の予定】 ・21:30  ダドリーNY連銀総裁が経済会合であいさつ ・23:00  米・4月NAHB住宅市場指数(予想:59、3月:58) ・01:30  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演 《WA》