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後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグ、ソニーなどに押し目拾いの動き

2016/4/11 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグ、ソニーなどに押し目拾いの動き 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ソフトバンクグ、ソニーなどに押し目拾いの動き ・ドル・円は107円98銭付近、東京株安一服でドル下げ止まり ・上昇率トップはパイオニア<6773>で3.8%高、政府が18年までに自動運転に必要な立体道路地図を作ると報じられており、関連銘柄として物色 ■ソフトバンクグ、ソニーなどに押し目拾いの動き 日経平均は大幅に下落。201.09円安の15620.43円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。8日の米国市場は、原油相場の上昇が好感されたほか、急激なドル安が一服したことも安心感につながり、NYダウは反発した。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の15775円となり、方向感が掴みづらいなか、日経平均は小幅に反落して始まった。 しかし、円相場が1ドル107円台に突入するなか、日経平均はじりじりと下げ幅を拡大させている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。不透明感が強まるなか、物色は個人主体の材料株等に向かいやすく、SOSEI<4565>、アンジェス<4563>などバイオ関連の一角が強含む格好となり、マザーズ指数は1.3%超の上昇。セクターでは石油石炭が上昇。半面、精密機器、輸送用機器、銀行、その他金融、金属製品が2%超に下落。 日経平均はこう着感の強い相場展開を想定していたが、金融株の弱い値動きや円高が嫌気される格好から、下げ幅を拡大させている。為替市場では投機的な商いが入りやすいようであり、その後の反動等も意識されやすい面はある。ただし、薄商いの中をインデックスに振らされやすく、中小型株などに向かいやすいだろう。その他、先週強い動きをみせていたソフトバンクグ<9984>は小幅な下げにとどまっており、25日線レベルで煮詰まってきている。また、売りが先行したソニー<6758>は、25日線を支持線にリバウンドをみせてきている。主力処についても、強い動きをみせている銘柄などには、押し目拾いの動きが入りやすいだろう。また、トヨタ自<7203>は先週末につけた安値を更新したが、その後は下げ渋りをみせてきている。買戻しの動きがでてくるようだと、市場全体与える心理的な影響は大きい。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は107円98銭付近、東京株安一服でドル下げ止まり ドル・円は107円95銭近辺で推移。日経平均株価は201円安で午前中の取引を終えたが、株安を嫌ったドル売りは一巡しつつある。ドルは一時107円63銭まで下落し、年初来安値を更新した。ただし、中国本土株は反発していることから、リスク回避的な円買いは抑制されている。ここまではドル・円は107円63銭から108円33銭で推移。 ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1396ドルから1.1426ドルで推移。ユーロ・円は弱含み、122円86銭から123円54銭で推移。 12時26分時点のドル・円は107円98銭、ユーロ・円は123円20銭、ポンド・円は152円54銭、豪ドル・円は81円65銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・精密機械、輸送用機器が下落率上位 ・自動車株の下げが目立つ~トヨタ<7203>が3.5%安、スズキ<7269>が3.6%安~ ・上昇率トップはパイオニア<6773>で3.8%高、政府が18年までに自動運転に必要な立体道路地図を作ると報じられており、関連銘柄として物色 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし ※15:15 黒田日銀総裁あいさつ(信託大会) <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 7件
4563 東証グロース
56
10/10 15:00
-1(-1.75%)
時価総額 12,190百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4565 東証プライム
1,199
10/10 15:00
+2(0.17%)
時価総額 98,226百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6758 東証プライム
2,826
10/10 15:00
+6(0.21%)
時価総額 17,642,995百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
7203 東証プライム
2,581
10/10 15:00
+17.5(0.68%)
時価総額 42,108,981百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,618
10/10 15:00
+29(1.83%)
時価総額 3,178,700百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
9984 東証プライム
9,041
10/10 15:00
+345(3.97%)
時価総額 15,577,227百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17