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前場に注目すべき3つのポイント~中小型株などは一気に需給整理が進む可能性も

2016/4/8 13:45 FISCO
*13:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株などは一気に需給整理が進む可能性も 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:中小型株などは一気に需給整理が進む可能性も ■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の買い越し ■前場の注目材料:ファーストリテ下方修正、ADRで9%超下落 ■中小型株などは一気に需給整理が進む可能性も 8日の日本株市場は売り優勢の展開となろう。7日の米国市場ではNYダウが170ドル超の下落となった。原油相場の下げが嫌気され売りが先行し、その後も為替相場で急激にドル安が進行したことで、世界経済の後退懸念が高まり、終日軟調な展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円安の15445円となり、これにさや寄せする格好から幅広い銘柄が売られそうだ。 また、業績予想の下方修正を発表したファーストリテイリング<9983>は、米国預託証券(ADR)で9.0%超の下落となっており、これがより日経平均の重しとなる。日経平均は心理的な節目となる15500円を割り込んでくる可能性があり、リスク回避の流れが強まりやすい。 また、これまでの下げに対して、日銀による追加緩和政策への思惑等が働きやすいだろうが、週末要因もあって押し目買いの動きも限られそうである。もっとも、イレギュラー的に下げてくる可能性もあり、中小型株などは一気に需給整理が進む可能性もある。テーマ株などは大きく振らされる可能性があるが、目先底を意識した押し目拾いも意識しておきたいところである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り860万株、買い870万株、差し引き10万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 4月1日(金):920万株の買い越し 4月4日(月):330万株の売り越し 4月5日(火):10万株の買い越し 4月6日(水):250万株の買い越し 4月7日(木):470万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウ反落(17541.96、-174.09)NY原油(37.26、-0.49) ・黒田総裁、追加的な金融緩和措置への考え ・年金等買い観測 ・ソフトバンクグ5日続伸、指数下支え ・ファーストリテ下方修正、ADRで9%超下落 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月経常収支(予想:+2兆323億円、1月:+5208億円) <海外> ・09:15 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演(米国経済) 《WA》
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10