マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 20:26:20
9,695,759
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今日の為替市場ポイント:ドル・円は111円台で推移か、米国株や原油先物の下落で上値の重い展開に

2016/4/5 8:06 FISCO
*08:06JST 今日の為替市場ポイント:ドル・円は111円台で推移か、米国株や原油先物の下落で上値の重い展開に 4日のドル・円は、東京市場では111円80銭から111円32銭まで下落。欧米市場でドルは一時111円74銭まで戻したが、111円10銭まで反落し、111円29銭で取引を終えた。 本日5日のドル・円は111円台で推移か。米国株安や原油安を意識してドルの上値は重いままとなりそうだ。 報道によると、米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、海外要因が米経済に悪影響を及ぼすリスクは軽減されつつあると指摘し、米連邦準備理事会(FRB)は市場の想定よりも早い時期に追加利上げを行う可能性があるとの見方を示した。同総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有している。ローゼングレン総裁は、先物市場で今年の利上げは1回程度にとどまると予想していることについて「市場の見方は悲観的過ぎる」との見方を示した。 ただ、市場関係者の間では、米国の追加利上げが新興諸国の経済を圧迫し、その結果として世界経済のさらなる減速や金融市場の不確実性が大幅に高まる可能性を排除することはできないとの見方が存在している。2015年初頭の時点では年内複数回の利上げが想定されていたが、結果的には12月の1回だけにとどまった。 一部米銀は2016年における最初の利上げは9月以降となり、年内1回にとどまると予想しているようだ。米経済指標の大幅な改善などによってこのような予想が否定されるまでは、ドル反発は期待できないとの声が聞かれている。 《SY》