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後場に注目すべき3つのポイント~底堅さ意識され中小型株物色が活発に

2016/3/24 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~底堅さ意識され中小型株物色が活発に 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・底堅さ意識され中小型株物色は活発に ・ドル・円は112円72銭付近、ドル堅調地合い、日経平均下げ幅縮小が要因 ・サンバイオ<4592>、日本取引所<8697>の目標株価引き上げ ■底堅さ意識され中小型株物色は活発に 日経平均は反発。22.22円高の17023.20円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。米国株安や原油相場の下げが嫌気され、17000円を下回って始まると、一時16843.99円まで下げ幅を拡大させる場面もみられた。しかし、円相場が1ドル112円台後半と円安に振れるなか、前引けにかけて下げ幅を縮め、プラス圏を回復している。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は中型、小型株指数がプラスに転じ、大型株指数のみが下落。セクターでは、水産農林、その他製品、空運、医薬品、食料品、サービスが堅調。半面、鉱業、石油石炭、卸売、海運、銀行、鉄鋼、非鉄金属など、資源・素材関連を中心に弱い値動きに。 ハイテクや商社株の弱い動きが目立つ一方で、通信や薬品の一角の上昇が寄与する格好から、日経平均は切り返しをみせている。また、中小型株への物色も根強く、底堅い相場展開である。海外市場は週末にグッドフライデーで休場となるため、海外勢のフローは限られようが、薄商いの中をインデックスに絡んだ商いで振られやすい需給状況のようである。 後場も中小型株中心の物色になりやすいと考えられ、フィンテックやLINE、バイオ、直近IPOなどの関連銘柄辺りに、短期筋の資金が向かいやすいだろう。その他、期末接近で配当志向の物色も意識されそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は112円72銭付近、ドル堅調地合い、日経平均下げ幅縮小が要因 24日午前の東京外為市場で、ドル・円は堅調推移となった。日経平均株価の下げ幅縮小を受けた値動き。 ドル・円は日経平均株価の安寄りを受け112円30銭まで下げた後、日経平均の下げ幅縮小で一時112円86銭まで切り返した。日経平均のほか上海総合指数も下げ幅縮小を続けており目先プラス圏に浮上した場合、ドルは113円台に上昇する展開も予想されている。 ランチタイムの日経平均先物が反発したほか原油価格が下げ渋っているため、午後の取引ではリスク回避的な動きが広がる可能性はあろう。 ここまではドル・円は112円30銭から112円83銭、ユーロ・ドルは1.1164ドルから1.1186ドル、ユーロ・円は125円57銭から126円04銭で推移。 12時22分時点のドル・円は112円72銭、ユーロ・円は125円96銭、ポンド・円は158円88銭、豪ドル・円は84円59銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・三井物産<8031>は7.1%安で日経平均構成銘柄の下落率トップ ・サンバイオ<4592>、日本取引所<8697>の目標株価引き上げ ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・16:00 独・4月GFK消費者信頼感指数(予想:9.5、3月:9.5) 《SY》
関連銘柄 3件
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バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
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時価総額 10,217,431百万円
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8697 東証プライム
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時価総額 1,960,673百万円
東京証券取引所グループ、大阪証券取引所の経営統合で2013年に誕生。東京商品取引所、日本証券クリアリング機構なども傘下に持つ。配当性向60%程度目標。金利関連デリバティブの利便性向上、流動性の強化図る。 記:2024/08/01