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前場に注目すべき3つのポイント~G20受けてリバウンドを意識

2016/2/29 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~G20受けてリバウンドを意識 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:G20受けてリバウンドを意識 ■外資系証券の注文動向:差し引き190万株の売り越し ■前場の注目材料:任天堂<7974>は16年3月期の通期業績予想を下方修正 ■G20受けてリバウンドを意識 G20を受けた相場展開となる。世界経済の底上げを図る成長戦略などについて議論が行われ、最近の金融市場の混乱に対し、「すべての政策手段を用いる」などとする文章を盛り込んだ共同声明を採択して閉幕した。声明は、「機動的に財政政策を実施する」と明記した。26日のNY為替市場では市場予想を上回る経済指標が相次ぎ、米国の成長見通しが強まったことを背景にドル円は一時1ドル114円台を回復している。G20の声明の評価次第では一段の円安が期待されるところであろう。 また、26日の米国市場ではまちまちだったが、10-12月期GDP改定値が速報値から上方修正され、年内の利上げ観測が高まったことが要因。追加利上げ観測が再燃する状況下では円安に向かわせそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の16315円となり、これにさや寄せする格好から買いが先行しよう。 日経平均のチャート形状では、下値の堅さが意識されてきており、煮詰まり感が台頭している。価格帯別出来高では、商いの膨れている16000-16200円での攻防。ただし、これを上回った水準での時間が長かったこともあり、支持線に変えつつあるとみられる。調整トレンドの中ではあるが、今後は3月期末に向けて17000円処へのリバウンドを意識したトレンドに向かう可能性が高い。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き190万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1750万株、買い1560万株、差し引き190万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 2月22日(月):210万株の売り越し 2月23日(火):330万株の買い越し 2月24日(水):1780万株の売り越し 2月25日(木):140万株の買い越し 2月29日(金):1510万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NY原油(32.78、-0.29)、NYダウ(16639.97、-57.32) ・G20、政策総動員し経済成長支える ・鴻海、シャープ<6753>との契約期限「設定せず」 ・任天堂<7974>は16年3月期の通期業績予想を下方修正 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月鉱工業生産速報(前月比予想:+3.2%、12月:-1.7%) <海外> ・特になし 《SY》
関連銘柄 2件
6753 東証プライム
1,013.5
10/4 15:00
+31.8(3.24%)
時価総額 659,187百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(-0.28%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28