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後場に注目すべき3つのポイント~出遅れている中小型株への関心がより高まる

2016/2/25 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~出遅れている中小型株への関心がより高まる 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・出遅れている中小型株への関心がより高まる ・ドル・円は112円34銭付近、前日までの売りの反動で底堅い ・建設・不動産株の上昇目立つ、225銘柄で東急不HD<3289>、鹿島<1812>など ■出遅れている中小型株への関心がより高まる 日経平均は反発。111.24円高の16027.03円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えている。24日の米国市場ではNYダウが一時265ドル安となる場面もみられたが、原油相場の上昇を受けて、引けにかけて上昇に転じていた。シカゴ先物は大阪比80円高の15940円となり、これにさや寄せする格好から始まった。米国市場は引け際に切り返しをみせたこともあり、大阪225先物のナイトセッションで織り込めなかった分、ショートカバーが入りやすい需給状況にもなった。 また、為替市場ではドル円が1ドル111円後半をつける場面もみられたが、その後は112円台での推移となるなど、為替相場の落ち着きも安心感につながった。日経平均は節目の16000円を回復すると、同水準での底堅い値動きが続いている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは、建設、金属、不動産、電力ガス、その他金融、保険、鉄鋼、非鉄金属、倉庫運輸、陸運などが堅調。一方で、輸送用機器のみがマイナスだった。 インデックスに絡んだ商いから、8割超の銘柄が上昇している。ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>などが重しとなり、日経平均は16000円処でのこう着となるが、その割には、センチメントは良好であろう。特に個人主体の売買が活発な新興市場の銘柄等に高止まりの動きもみられている。これまで売り込まれていた銘柄などには値ごろ感からの買いも入りやすく、リバウンド機運が高まりやすい。 明日からのG20、主要20カ国の財務相・中央銀行総裁会議を控え、世界の金融安定化への期待なども高まりやすく、売り込みづらい状況でもある。一方で、G20通過後の失望への警戒もくすぶっており、日経平均は高止まりを想定。その中で、出遅れている中小型株への関心がより高まることになろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は112円34銭付近、前日までの売りの反動で底堅い ドル・円は112円34銭付近で推移。前日までの売りの反動で、買戻しが強まっている。 ドル・円は朝方111円90銭を付けた後、前日までの売りの反動から実需筋を中心とした買戻しが強まり、112円42銭まで上昇した。日経平均株価が反発したことで、ややリスク選好的な動きが広がったようだ。 ランチタイムの日経平均先物は堅調推移となっているほか原油価格が下げ渋っていることから、ドルは底堅い値動きが続きそうだ。新たなドル売り材料が提供されない場合、ドル・円は112円台が続くと予想する。 12時26分時点のドル・円は112円34銭、ユーロ・円は123円81銭、ポンド・円は156円53銭、豪ドル・円は80円57銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>が日経平均を約32円押し上げ ・建設・不動産株の上昇目立つ、225銘柄の上昇率上位は東急不HD<3289>、鹿島<1812> ・投資判断引き上げの太陽誘電<6976>、目標株価引き上げのJT<2914>が堅調 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:30 木内日銀審議委員が会見 <海外> ・16:00 独・3月GFK消費者信頼感指数(予想:9.3、2月:9.4) 《SY》
関連銘柄 11件
1812 東証プライム
2,744
10/7 15:00
+17.5(0.64%)
時価総額 1,450,632百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
2914 東証プライム
4,333
10/7 15:00
+52(1.21%)
時価総額 8,666,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
1,011
10/7 15:00
+7(0.7%)
時価総額 727,749百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
6367 東証プライム
20,400
10/7 15:00
+360(1.8%)
時価総額 5,979,526百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,265
10/7 15:00
+111(2.67%)
時価総額 4,305,718百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6976 東証プライム
2,996.5
10/7 15:00
+39(1.32%)
時価総額 390,198百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,645.5
10/7 15:00
+59.5(2.3%)
時価総額 43,161,298百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
25,650
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+295(1.16%)
時価総額 12,097,386百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,740
10/7 15:00
+53(1.13%)
時価総額 10,921,813百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,450
10/7 15:00
+1,240(2.52%)
時価総額 16,054,249百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,745
10/7 15:00
+184(2.15%)
時価総額 15,067,233百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17