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後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグ効果、個人主体の中小型株物色を活発にさせる

2016/2/17 12:34 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグ効果、個人主体の中小型株物色を活発にさせる 17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ソフトバンクグ効果、個人主体の中小型株物色を活発にさせる ・ドル・円は113円89銭付近、株価反転への期待でドル下げ渋りも ・ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>の2銘柄で日経平均を約84円押し上げ ■ソフトバンクグ効果、個人主体の中小型株物色を活発にさせる 日経平均は小幅反落。26.17円安の16028.26円(出来高概算13億株)で前場の取引を終えている。祝日明けの米国市場は、全面高でNYダウは200ドルを超える上昇となったが、欧州市場は軒並み下げていたほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の15930円だったこともあり、小反落で始まった。しかし、前日にストップ高をつけたソフトバンクグ<9984>が本日も強い値動きをみせており、日経平均をけん引する格好からプラスに転じると、前場半ばには一時16200円を回復する場面もみられた。 ただ、原油相場の先安感が根強い中で資源関連の弱さが目立っているほか、円相場がやや円高に振れて推移するなかで、強弱感も対立しやすく、その後は16000円を挟んでのこう着が続いている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。一方で、規模別指数では大型、中型が下げ、小型株指数のみがプラス。セクターでは情報通信、海運、空運、電気機器が堅調な半面、鉱業、石油石炭、医薬品、保険が冴えない。 日経平均は16000円を挟んでのこう着をみせている。一時16200円を回復する場面もみられたが、原油先安感から資源株が弱いほか、ファーストリテ<9983>が続落となっており、日経平均の重しになっている。もっとも、週初の4ケタ上昇に対する利益確定が出やすいことからみれば、相当底堅いと感じられる。ソフトバンクグ<9984>が利食いをこなしながらも大幅に上昇しており、市場全体のセンチメントを明るくさせている。日経平均はこう着ながらも、東証2部やマザーズ市場、JASDAQ平均はプラス圏で推移するなど、個人主体の売買を活発にさせている。 ソフトバンクグ<9984>効果が中小型株への物色を活発化させているが、例えば、さくら<3778>がもち合いを上放れ、高値を窺う展開をみせてきている。これがフィンテック、ビットコイン、ブロックチェーンといったテーマ物色に波及してくるようだと、センチメントは相当明るくなるだろう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は113円89銭付近、株価反転への期待でドル下げ渋りも ドル・円は113円89銭付近で推移。日経平均株価は26円安で午前中の取引を終えたが、中国本土株は続伸しており、午後の取引で日経平均株価の反転、上昇への期待は残されている。 ドルは一時113円87銭まで下げたが、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドルは114円前後で下げ渋る展開が予想される。ここまでのドル・円は113円87銭から114円40銭で推移。 12時29分時点のドル・円は113円89銭、ユーロ・円は126円99銭、ポンド・円は162円87銭、豪ドル・円は80円91銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>の2銘柄で日経平均を約84円押し上げ ・新規「バイ」の帝国ホテル<9708>、投資判断引き上げの前田建<1824>がしっかり ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・17:00 南ア・1月消費者物価指数(前年比予想:+6.0%、12月:+5.2%) ・17:00 南ア・12月小売売上高(前年比予想:+3.5%、11月:+3.9%) 《FA》
関連銘柄 6件
1824 東証1部
899
9/28 15:00
+8(0.9%)
時価総額 174,953百万円
ゼネコン準大手。脱請負に向けインフラ運営に力注ぐ。昨年3月に前田道路をTOBで連結子会社化。22.3期1Qは受注堅調。6月末単体受注残は6855億円(前年同月末比16%増)に。10月に持株会社制に移行へ。 記:2021/08/16
3778 東証プライム
4,040
10/11 15:00
-5(-0.12%)
時価総額 151,989百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
9433 東証プライム
4,715
10/11 15:00
-80(-1.67%)
時価総額 10,864,209百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9708 東証スタンダード
926
10/11 15:00
-4(-0.43%)
時価総額 110,009百万円
老舗高級シティホテル。1890年に迎賓館として開業。東京や大阪、上高地でホテルを運営。三井不動産が筆頭株主。1Q、3Qに売上が偏重する傾向。帝国ホテル東京タワー館は建て替え(24年度〜30年度予定)予定。 記:2024/04/30
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17