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前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も市場全体のセンチメント改善傾向

2016/2/17 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も市場全体のセンチメント改善傾向 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食い優勢も市場全体のセンチメント改善傾向 ■外資系証券の注文動向:差し引き230万株の買い越し ■前場の注目材料:クボタ<6326>の決算はやや下振れも想定の範囲内か ■利食い優勢も市場全体のセンチメント改善傾向 17日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。祝日明けの米国市場は、全面高でNYダウは200ドルを超える上昇となった。サウジアラビアやロシアなど主要な4つの産油国は、原油価格の下落に歯止めをかけるため、原油の生産量を先月の水準で据え置くことで合意。これが好感された格好だが、欧州市場は軒並み下げているほか、原油先物相場も期待先行の反動から30ドルを割り込んでいる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の15930円となり、米株高の反応は限られよう。 もっとも、週初の急伸に対する利益確定が出やすい状況は想定内であり、昨日は利食いをこなしながらも小幅に続伸し、16000円をキープしていた。上値を抑えられた点を嫌気する向きもあろうが、それよりも、ソフトバンクグ<9984>がストップ高で張り付いたほか、マイナス金利が適用されるなか、銀行株が売られ過ぎの修正に向かった流れは、市場全体のセンチメント改善につながろう。 さすがに上昇の目立っていた銀行など金融セクターについては利食いが優勢になろうが、日経平均は前日終値を挟んでのこう着となり、底堅さは意識されるとみられる。一方で、円相場は114円台での推移となっており、自動車や電子部品株等への見直しに期待。原油相場の安定への期待から、資源株の動向にも注目しておきたい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き230万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り2230万株、買い2460万株、差し引き230万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 2月9日(火):1150万株の売り越し 2月10日(水):570万株の売り越し 2月12日(金):1110万株の売り越し 2月15日(月):640万株の売り越し 2月16日(火):340万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NY原油(29.04、-0.40)、NYダウ(16196.41、+222.57) ・株主還元を重視、配当総額は初の10兆円突破 ・1月の訪日外国人旅行者、円安などで過去最多、単月は過去2番目 ・クボタ<6326>の決算はやや下振れも想定の範囲内か ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月機械受注(前月比予想:+4.4%、11月:-14.4%) <海外> ・09:00 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演 《SY》
関連銘柄 2件
6326 東証プライム
2,115.5
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+15(0.71%)
時価総額 2,539,123百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17