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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ぶせな氏:兼業の時こそリスクを取る

2016/2/16 8:20 FISCO
*08:20JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ぶせな氏:兼業の時こそリスクを取る 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ぶせな氏(ブログ「FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」ブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年2月15日23時に執筆 私はFXの専業トレーダーですが、専業になってから感じるリスクをお伝えします。 兼業トレーダーから見ると、専業トレーダーの生活に憧れるかもしれません。しかし、専業トレーダーの私としては、兼業トレーダーが羨ましいと思う事が多々あります。リスクの取り方や冒せるリスクの幅が変わってくるのです。 兼業トレーダーの場合は、本業での収入がありますね。月に数十万でも入ってくるお金があれば、最悪トレードで負けても破産する事はありませんし、生活が出来なくなる事はまずありません。毎月定期的な収入があります。 専業の場合、トレード以外に収入がありません。大損をして仮に種銭を失ってしまうとトレードすら出来なくなります。待っているのは、生活困難です。専業になってからまた仕事を探して兼業に戻る・・・夢を見る前の生活に戻りますのでかなり苦しいですね。 兼業の時にリスクを取って大きく勝たないと、いざ専業になってからリスクを取ってトレードをする事の怖さにようやく気付くのです。気付くのは負けた時です。専業になったのだからたくさん稼がないと、という考えから今まで取ったことのないリスキーなトレードをしようとしてしまうからです。 いずれ、プレッシャーの容量を超えて大変なことになります。メンタルも間違いなくやられます。しかし、兼業の時にリスキーなトレードを経験していれば、専業になったときに取れるリスクやトレードを総合的に判断する事ができます。 私から見ると、兼業で本業の収入があるからこそリスクをとって勝負する時期ではないかと思います。専業になったらリスクは取れないのですから。リスクを取ってトレードして、たくさん負けてたくさん勝って、両方の味を知る事です。勝つ事だけ味わおうと、都合の良い考えになってしまいがちです。 兼業の時にリスク管理も学び、リスクとリターンの取り方や負け方も身に付ける必要があります。これはトレードだけで生活するには必要な考えです。どんなに上手なトレードをやってもリスク管理を学んでいないと絶対にいつか失敗するでしょう。 勝ち続けるのがトレーダーとして生活する為の条件ですね。兼業のうちに、負け方や勝ちパターンを知り、決して勝ちだけに偏らないようにしましょう。一番怖いのは負けを知らないまま専業になる事です。 本業に不満があるからFXをやるのも事実です。私もそうでした。しかし、どんなに負けても定期収入があったのでかなりリスクを取っていました。有り得ないほど大損したのも事実ですが、今では取れないリスクを経験できたので、今現在リスク管理ができているのだと思います。 勝ちしか経験せずに専業になっていたら、今大変な事になっているはずです。 一度、リスクとリターンの取り方を見直してみてはどうでしょうか。損益が大幅に改善する機会になるかもしれません。 ---- 執筆者名:ぶせな ブログ名:FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」ブログ 《NO》