マーケット
10/8 15:15
38,937.54
-395.20
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 7:30:31
9,231,357
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

中国の動向や原油相場に振らされやすい需給状況が続く【クロージング】

2016/1/14 16:43 FISCO
*16:43JST 中国の動向や原油相場に振らされやすい需給状況が続く【クロージング】 14日の日経平均は大幅に反落。474.68円安の17240.95円(出来高概算26億株)で取引を終えた。13日の米国市場では原油先安感が根強く、NYダウは364ドル安と大幅に下落し、シカゴ日経225先物清算値は大阪比490円安の17210円だった。これにさや寄せする格好から幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は前日の上昇部分を帳消しにした。 その後も中国・上海市場の下げが投資家のセンチメントを悪化させており、模様眺めムードの中、一時16944.41円と昨年9月末以来の17000円を割り込む場面もみられた。ただし、大引けにかけては上海指数がプラスに転じたこともあり、急速に下げ幅を縮めている 昨年9月末以来の17000円割れにより、いったんはボトム形成が意識されやすいところではある。しかし、需給面ではオイルマネーとみられる海外資金の流出が続いているとの見方もあり、明確なボトムを確認しづらい状況であろう。まずは原油先物相場の落ち着きやオイルマネー等の資金流出の流れが一巡するのを見極める必要がありそうだ。それまでは、中国の動向や原油相場に振らされやすい需給状況が続く。また、中東情勢の緊張が高まっていることも、注視する必要があろう。 物色は決算などの個別材料のほか、フィンテックなどのテーマ株物色が継続。ただし、外部環境が不透明な中では、中小型株を中心とした個人主体の売買になりそうだ。強いトレンドの銘柄等は資金回転が利きやすく、短期筋の資金が集中しやすい。 《AK》