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後場に注目すべき3つのポイント~ボトム形成を見極めつつ、材料株やテーマ株物色の循環

2015/12/9 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~ボトム形成を見極めつつ、材料株やテーマ株物色の循環 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ボトム形成を見極めつつ、材料株やテーマ株物色の循環 ・ドル・円は122円81銭付近、日本株安受けドル弱含み ・自動車各社に目標株価引き上げの動き、トヨタ<7203>はプラス圏で推移 ■ボトム形成を見極めつつ、材料株やテーマ株物色の循環 日経平均は大幅に続落。211.14円安の19281.46円(出来高概算10億1000万株)で前場の取引を終えた。8日の米国市場は中国経済への警戒感のほか、原油相場に下げ止まりの兆しがみられないことが嫌気され、NYダウは160ドル超の下げとなった。シカゴ日経225先物は大阪比100円安の19390円となり、これにさや寄せする格好から、売りが先行した。 その後は一時19475.40円と前日比20円弱まで下げ幅を縮める局面もみられたが、週末には先物オプションSQを控えていることもあり、インデックスに絡んだ思惑的な売買によって下げ幅を拡大させている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは石油石炭、鉱業が反発となったが、一方で、保険、水産農林、医薬品、鉄鋼、空運、食料品、化学などが弱い。 日経平均は前引けにかけて一段安となり、11月16日の直近安値水準を捉えている。ダブル・ボトム形成が意識されやすいところではあるが、売り仕掛け的な動きも出易く、積極的な押し目買いの動きは期待しづらいところである。オプション権利行使価格の19375円を割り込み、19250円に接近している。これを割り込んでくるようだと、更にヘッジに伴う商いなども意識され、19125円、19000円への意識に向かわせよう。 物色としては個別対応になろうが、任天堂<7974>、タカラトミー<7867>、カプコン<9697>などゲーム関連の一角が堅調。トヨタ自<7203>など自動車関連の一角のほか、オリコ<8585>などその他金融セクターの一角へも短期筋の資金が向かっているようである。資金回転は速そうだが、ボトム形成を見極めつつ、動きのあるところに向かわせよう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は122円81銭付近、日本株安受けドル弱含み ドル・円は122円81銭付近で推移。日経平均株価の軟調地合いを受けた値動き。 ドル・円は前日海外市場では原油安でリスク回避が広がったことで弱含みとなったが、東京市場では仲値にかけて国内勢によるドル買いがみられ、一時123円05銭まで上昇した。 ただ、朝方発表された機械受注が予想に反し堅調だったことから、日銀による追加金融緩和への期待感が後退。日経平均が反落し、ドル・円は値を下げる展開となった。 足元でランチタイムの日経平均先物が下げ渋っていることから、ドル・円は午後の取引で底堅い値動きになると予想する。 12時25分時点のドル・円は122円81銭、ユーロ・円は133円94銭、ポンド・円は184円31銭、豪ドル・円は88円60銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が日経平均を約47円押し下げ ・自動車各社に目標株価引き上げの動き、トヨタ<7203>はプラス圏で推移 ・郵政グループは3社とも小幅続落 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・15:45 スイス・11月失業率(予想:3.4%、10月:3.4%) ・16:00 独・10月貿易収支(予想:+217億ユーロ、9月:+228億ユーロ) 《SY》
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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大手信販会社。1954年創業。個品割賦事業、カード・融資事業が柱。銀行保証、家賃決済保証、集金代行、海外事業等も。クレジットカード会員数は1080万人超。決済・保証事業、海外事業を重点領域に位置付け。 記:2024/10/25
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9983 東証プライム
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9984 東証プライム
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